2021競泳日本選手権

 復活のヒロイン 池江璃花子 

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

東京オリンピックの代表選考を兼ねた競泳の日本選手権で、闘病から復活した池江璃花子(ルネサンス)が2大会連続の代表内定をつかみとった。2019年2月の白血病公表から2年余り。誰もが驚いた今夏の代表内定は、2024年パリ大会を最大の目標として精進してきた池江に、水泳の神様が与えたご褒美だったのか。再び世界の舞台に立つ日を目指す、復活のヒロインの姿を写真で追った。(大会終了まで随時更新します)

プールに入場する時、「ただいま」と口にした。再び目指す世界の舞台に向けてスタート(4月4日)

抗がん剤治療などで一時は15キロも体重が落ちた身体を鍛え直してきた。100メートルバタフライ予選での力泳(4月3日)

2020年8月の実戦復帰後は「第二の水泳人生」と位置づけ、タイムも着実に上げてきた。100バタフライ決勝。(4月4日)

100バタフライ決勝。序盤はやや出遅れたが、2位で前半を折り返すと75メートル付近でトップに立ち、他の追い上げをかわして1位でゴール。(4月4日)

100バタフライ決勝。ゴールして記録掲示板を確認すると、思わずガッツポーズ(4月4日)

100バタフライ決勝。ゴール後に2位の長谷川涼香(右)に祝福される(4月4日)

ゴール後。これまでの様々な思いが脳裏を駆け巡っていたのか(4月4日)

レース直後のインタビューで感極まり、涙ぐむ(4月4日)

 「まさか100メートルで優勝できると思っていなかった。 5年前の五輪選考会よりもずっと自信もなかったし、自分が勝 てるのはずっと先のことだと思っていた」  「勝つための練習もしっかりやってきたし、最後は『ただい ま』という気持ちで入場してきた。つらくてしんどくても、努 力は必ず報われるんだなと思った」  「何番でもここにいることに幸せを感じようと思っていた。 今はすごく幸せ」  (100バタフライの決勝で優勝し、400メドレーリレー の代表内定が決まった4月4日のインタビューで)

100バタフライ決勝で優勝し、観客席に向かってガッツポーズ(4月4日)

3年ぶりの日本選手権の表彰台で笑顔を見せる。左は2位の長谷川涼香、右は3位の飯塚千遥(4月4日)

100自由形予選をトップタイムで通過した(4月7日)

100自由形 「決勝では絶対に53秒台を出すという目標を立てていた」と池江。狙い通り、2枚目のオリンピック内定をつかんだ(4月8日)

100自由形決勝の後「新しいチームでリレーを組むことができて本当にうれしい」と喜んだ(右端が池江)(4月8日)

100自由形決勝の後、ともに400リレーメンバーに内定した大本里佳(左)と笑顔を見せる(4月8日)

50自由形 準決勝を復帰後のベストタイムで1位通過し、決勝に進出した(4月9日)

非五輪種目の50バタフライ決勝を制して個人種目3冠を達成。「50(メートル種目)って楽しいな、と改めて思いました」(4月10日)

50バタフライ決勝から1時間後の50自由形決勝で4冠を達成。「(ガッツポーズで)入場した瞬間から絶対に勝つと意気込みました」(4月10日)

50自由形決勝 ゴール後に記録を確認。復帰後ベストタイムに「もう少し(タイムを)上げられるかと思ったけれど、一番は4冠を達成することができてすごくうれしい」(4月10日)

50自由形の表彰式。今大会は8日間で11レースを泳いだ。「この後、疲れはどっとくると思うけれど、今はうれしさが勝っている。あまり気持ちが高まりすぎないように抑えながらも、今回の4冠という結果を自分に対してほめてあげたい

【撮影】読売新聞写真部
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