東京2020オリンピック

祭典 光ともせるか

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞
 1年延期された東京五輪が間もなく開幕する。新型コロナウ イルスの感染拡大に歯止めがかからない中、緊急事態宣言下、 東京など多くの会場で無観客という異例の大会となる。  夜になり、都心の高層ビル群がまばゆい光を放つ一方、選手 たちの入居時期が制限された選手村の居住棟にともる明かりは 少ない。  感染拡大を食い止めながら、選手のベストパフォーマンスを 引き出すために何ができるのか、子供たちに大会のレガシーを どう残せるのか――。手探りの中で準備作業が続いている。  静寂の中で開幕を迎えようとしているスポーツの祭典は、コ ロナ禍で沈む世界の人々の心に光をともせるのだろうか。 (写真部五輪取材班)2021年7月19日公開

りんかい線の国際展示場駅で準備が進む東京五輪のマスコット。開幕に向け、頭部や胴体に、花の苗を埋め込み彩られる(7日、東京都江東区で)=若杉和希撮影

東京五輪の日本代表選手団の記者会見を終え、肘でタッチして退出する山県亮太主将(左から3人目、6日、東京都新宿区の日本オリンピックミュージアムで)=守谷遼平撮影

公道での走行が中止となり、代わりに実施された点火セレモニーでトーチキスを終えてトーチを手にステージを見つめる聖火ランナーの女性。トーチキスをする時以外はマスク着用を求められる。トーチに刻印された五輪のシンボルが鈍く光っていた(12日、東京都立川市で)=川口正峰撮影

選手村周辺で報道公開された海上保安庁の警備訓練(12日、東京都江東区で)=米山要撮影

緊急事態宣言下の渋谷に掲げられる東京五輪・パラリンピックのバナー(12日、東京都渋谷区で)=三浦邦彦撮影

東京五輪のバナーが掲げられる渋谷で外出自粛を呼びかけるトラック(12日、東京都渋谷区で)=三浦邦彦撮影

開幕までまもなく1週間。準備が進む五輪スタジアム前を通学する人たち(15日、東京都渋谷区で)=伊藤紘二撮影

緊急事態宣言が出された中で開会式が迫る国立競技場の前では、五輪マークと記念撮影をする人たちの姿もまばらに(15日、東京都渋谷区で)=関口寛人撮影

24時間体制で運用されるメインプレスセンターで警備に当たる警察官ら(14日、東京都江東区で)=吉野拓也撮影

メディアセンター内を移動するマスク姿の警備担当スタッフら(13日、東京都江東区で)=伊藤紘二撮影

マスク姿で配置場所に向かう警備担当者(16日、東京都中央区で)=大原一郎撮影

世界各国からのメディア関係者がPCR検査の検体を採取するため、段ボールの仕切りで作られたブース。五輪運営関係者や報道関係者に対しても定期的なPCR検査が求められている(15日、東京都江東区で)=大原一郎撮影

開幕までまもなく1週間を迎える五輪スタジアム(15日、東京都新宿区で)=伊藤紘二撮影

間隔を空け観客を入れて行われたバスケット女子の日本対ベルギーの強化試合(15日、サイデン化学アリーナで)=守谷遼平撮影

ニュージーランドの女子サッカー代表とオンラインで交流する厚木市立上依知小の6年生たち。市の担当者は「実際に会えないが、子どもたちの思い出に残ってくれれば」とオンラインでの交流を残念がった。それでも「選手たちに歌を歌ってもらったり、ニュージーランドのことをたくさん教えてもらったので、大会が始まったら、応援したい」と男子児童は笑顔を見せた(15日、神奈川県厚木市で)=冨田大介撮影

コロナ禍の中、無観客の五輪が始まる東京。梅雨明けした空に覆われる(16日、東京都港区で)=鈴木竜三撮影

無観客開催が決まり、使われることのなくなった仮設スタンド(16日、東京都江東区の有明アーバンスポーツパークで、読売ヘリから)=冨田大介撮影

コロナ禍の中、観客を迎えることのない競技場。各国の国旗は翻っていた(15日、東京都江東区で)=鈴木竜三撮影

マスク姿で入国したイギリス選手団。ロープで区切られた選手専用のレーンを通り羽田空港内を移動した(16日、東京都大田区で)=大原一郎撮影

感染対策のためオンラインで中継されたオーストラリア選手団の記者会見(16日、東京都江東区で)=大原一郎撮影

1年延期され、「人類がコロナに打ち勝った証」の大会となるはずだった東京五輪は皮肉にも緊急事態宣言下での開幕となった。開幕まであと7日(16日、東京都港区で)=冨田大介撮影

緊急事態宣言が出されて無観客開催となった東京五輪。フェンス越しに国立競技場を見つめる人の姿もあった(16日、東京都渋谷区で)=関口寛人撮影

バスケットボール(3×3)や スポーツクライミングが行われる青海アーバンスポーツパークには、バリケードの向こうに参加各国の国旗がはためいていた(15日、東京都江東区で)=大原一郎撮影

コロナ対策で試合の5日前からしか入れない選手村(手前中央)。開幕まで1週間となっても、多くの選手たちがいまだに選手村には到着しておらず、居住棟にともる明かりはほとんどない(16日、本社ヘリから)=冨田大介撮影

撮影・読売新聞写真部
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