西ノ京 春

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 平城京にあった朱雀大路の西にあたる奈良市の西ノ京地区。薬師寺、唐招提寺という古刹(こさつ)が並ぶ。市街地に近いが喧噪(けんそう)から無縁の地の四季を追う。
(大阪本社写真部 宇那木健一撮影 2021年4月14日公開)

12年間の全面解体修理を終えた薬師寺の東塔(右)。再建が進む「白鳳伽藍(がらん)」の中でも、ひときわ存在感をしめす(3月23日)

度重なる戦乱や天災のため、創建当時から残るのは東塔だけだ(3月29日、薬師寺で)

西ノ京を東西に流れる秋篠川の堤防で、満開の桜の向こうに薬師寺の東塔が見えた(3月31日)

国民の幸福や五穀豊穣を願い営まれた「花会式」の間、金堂は桜や梅など10種の造花(つくりばな)で飾られた(3月29日、薬師寺で)

花会式の最終日、練行衆(れんぎょうしゅう)がたいまつを放り投げて神々に捧げる「神供(じんぐ)」が営まれた(3月31日、薬師寺で)

「鬼追い式」が始まり、中門の前には、たいまつを手にした5匹の鬼が勢ぞろいした(3月31日、薬師寺で)

憤怒の表情で、たいまつをたたき合わせ、火花を散らす鬼(3月31日、薬師寺で)

奈良を代表する焼き物「赤膚(あかはだ)焼」の窯元のひとつ「大塩正人(まさんど)窯」では、十代目を目指す大塩正記さんが真剣な表情で、ろくろに向き合っていた(3月23日、奈良市で)

乳白色の地に、奈良絵を描く絵付師の中沢直子さん(3月23日、奈良市で)

丁寧に一筆ずつ、奈良絵を描く。控えめな彩りが器を引き立たせる(3月23日、奈良市で)

唐招提寺では、岡本元興第89世長老(左)の晋山(しんざん)式が営まれた。金堂の本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)の前で、諸堂の鍵が入った箱を受け取った(4月6日)

金堂で、奉告法要を行う岡本新長老(中央)ら(4月6日、唐招提寺で)

寺を建立した唐の高僧・鑑真和上の「お身代わり像」(4月6日、唐招提寺で)

開山堂に安置されている鑑真和上のお身代わり像の前で手を合わせる僧侶(4月6日、唐招提寺で)

開山堂での法要を終え、一列になって金堂へ向かう僧侶ら(4月6日、唐招提寺で)

唐招提寺の伝統行事「うちわまき」(5月19日)で、参拝者らに授与されるうちわを作る職員ら(3月29日)

ハート形のうちわには魔除けなどのご利益があるとされる(3月29日、唐招提寺で)

【撮影】大阪本社写真部・宇那木健一
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