来訪神

仮面・仮装の神々

 
読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

福をもたらす神々は、時に異形のいでたちで人々の前に現れる。「来訪神 仮面・仮装の神々」として昨年11月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された8県10件の来訪神行事。過疎化や少子化に直面する中、各地で守り、伝えられてきた「神々の今」を撮った。

「アマメハギ」
天狗(てんぐ)や猿などの面をかぶった男衆が、家々を回って子どもらを驚かせ、怠け癖を戒める能登地方の神事。「アマメ」とは、囲炉裏などに長くあたるとできる「火だこ」を指し、「ハギ」は剥ぐとの意味を持つ。
 男衆がノミと木づちを打ち鳴らしながら「怠け者はおらんかあ」と大声で子どもらに迫る。輪島市では1月上旬、能登町では2月上旬に行われる

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「アマメハギ」石川県輪島市

「ナマハゲ」
 男鹿半島の各集落で大みそかの夜、角や牙が生えるなどした異形の面を付け、稲わらでできた衣装を着た男衆が「泣く子はいねがー」と叫びながら家々を回り、子供の怠け心を戒め、豊作や無病息災を祈る。いかついいでたちで恐れられるナマハゲは、地域に幸福をもたらす神様とされる。

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「ナマハゲ」秋田県男鹿市

「アマハゲ」
山形県遊佐町吹浦の女鹿、滝ノ浦、鳥崎の各地区に伝わる。20~40歳代の男性が「ケンダン」と呼ばれるみのを身に着け、鬼などの面をかぶって家々を訪問する「遊佐の小正月行事」。

「アマハゲ」山形県遊佐町女鹿地区

「アマハゲ」山形県遊佐町女鹿地区

「アマハゲ」山形県遊佐町女鹿地区

「アマハゲ」山形県遊佐町女鹿地区

「アマハゲ」山形県遊佐町女鹿地区

「吉浜のスネカ」
岩手県大船渡市で子どもの成長や豊漁、五穀豊穣(ほうじょう)を願って江戸時代から続くとされる小正月の伝統行事。俵を背負ってお面をつけた住民が「泣く子はいねぇが」と地域の家々を回る。

「吉浜のスネカ」岩手県大船渡市

「吉浜のスネカ」岩手県大船渡市

「吉浜のスネカ」岩手県大船渡市

「吉浜のスネカ」岩手県大船渡市

「米川の水かぶり」
毎年2月の初午(はつうま)に行われる800年以上続く行事。火の神様の印を表すかまどのすすを顔に塗り、わら装束をまとった男衆が火伏せを祈願し、神の使いの化身として「ホーホー」と奇声を上げながら地域を練り歩き、家々に水をまく。

「米川の水かぶり」宮城県登米市

「米川の水かぶり」宮城県登米市

「米川の水かぶり」宮城県登米市

「米川の水かぶり」宮城県登米市

「米川の水かぶり」宮城県登米市

【撮影】読売新聞写真部【制作】読売新聞メディア局編集部
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