最強の証明か、伝説の誕生か

第33期竜王戦七番勝負 第1~4局まとめ

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑んでいる竜王戦七番勝負第5局は2020 年12 月5 日、6 日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われる。豊島竜王が初防衛に王手をかけて迎える一方、通算タイトル100 期を狙う羽生九段にとっては逆転劇へ望みをつなぎたい勝負となる。
大一番を前に、これまでの対局を写真で振り返る。

第1局
東京・渋谷 「セルリアンタワー能楽堂」
10 月9、10 日

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森内俊之九段(中央)、佐藤康光九段(同左)らが見守る中、羽生九段が初手を指した

眼鏡を直すしぐさにも個性が出る

顔を上げ、羽生九段(左)を見やる豊島竜王

豊島竜王が席を立つと、羽生九段が手をあげて大きく広げた。この後、手を頭の後ろで組み、盤面を見つめた

豊島竜王(右)と羽生九段、どちらもじっと動かず考え込む。まさに究極の頭脳戦

能舞台の橋がかりを歩く豊島竜王と羽生九段。 五色の揚げ幕に和服姿がよく映える

2日目、昼食休憩後の再開を待つ羽生九段

最終盤、手順を確認するように指を動かしながら盤面を見つめる豊島竜王。この3分後、羽生九段が投了した

第2局
名古屋市中区「亀岳林 万松寺」
10 月22 日、23 日

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手を組み、対局開始を待つ豊島竜王(上)と 羽生九段

初手を指す豊島将之竜王(右から2人目)。立会人は青野照市九段(同4人目)がつとめた

考え込む豊島竜王(右)と羽生九段

丁寧に羽織をたたむ豊島竜王。所作が静かで美しい

おやつを食べながら盤面を見つめる羽生九段

眼鏡を外したまま、羽生九段の方を見る豊島竜王

眼鏡をはずし盤面を見つめる羽生九段。96手までで羽生九段が勝ち1勝1敗とした

第3局
京都市右京区 「総本山 仁和寺」
11 月7 日、8 日

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対局開始を前に駒を並べる豊島竜王(左)と羽生九段の手

対局室は御室御殿にある「宸殿(しんでん)」。美しいふすま絵が対局を彩った

昼食休憩を終え、渡り廊下を歩いて対局室へ向かう豊島竜王(上)と羽生九段。音が邪魔をしないようにサイレントモードで撮影すると、張り詰めた空気まで写った気がした

立ち上がって羽織を着る豊島竜王

2日目の朝、対局室に入る羽生九段

昼食休憩で控室に戻る豊島竜王

昼食休憩を終え、対局室へ向かう羽生九段

対局中の羽生九段。思考の狭間、様々な表情をみせる

対局中の豊島竜王。あまり表情は変わらないが、時折鋭い視線を盤面に向ける

午後7時51分 羽生九段が投了。豊島竜王が172手で、まさに死闘を制した

羽生九段の発熱・入院のため、第4局は急きょ延期となった。
豊島竜王は、対局が行われるはずだった福島県の「穴原温泉 吉川屋」を訪れ「歓迎の夕べ」に出席。自ら大盤解説を行うなど、場を盛り上げた。

「福島歓迎会日誌」へ

福島に到着後、観光物産館を見学し、贈られた「赤べこ」を手にする豊島竜王

和服に着替え、取材に応じる豊島竜王。対局前とは違い、柔らかい表情が印象的だった

「歓迎の夕べ」には急遽、日本将棋連盟の佐藤康光会長(左)が駆けつけ、立会人予定だった島朗九段と即興のトークショーで場を盛り上げた

副立会人予定だった飯島栄治七段(中央)とともに大盤解説で第3局を振り返る豊島竜王

第4局
鹿児島県指宿市「指宿白水館」
11 月26 日、27 日

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考え込む豊島竜王(右)と羽生九段。初日の午後からこんな場面が多かった

時折、同じようなしぐさをしながら考え込む両雄

盤面を見つめる豊島竜王と羽生九段。どちらの視線も鋭く強い

終局後の感想戦。豊島竜王が113手で勝利を収め、タイトル防衛に王手をかけた

指宿名物・砂むし温泉。羽生九段は対局前日に英気を養い、豊島竜王は終局後に疲れを癒やした

【撮影】若杉和希・読売新聞写真部
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