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竜王戦第2局、盤上の熱き戦い

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 豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦第2局が10月22、23の両日、名古屋市中区の万松寺で行われた。シリーズの流れを決める重要な一局は、羽生九段が96手で制し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。盤上の熱闘を写真で振り返る。

決戦前日

会場前で両雄が記念撮影。名古屋・大須の万松寺は織田信長の父・信秀が1540年に建立、徳川家康が人質だった幼少期に過ごしたとの逸話も残る

使用する駒や将棋盤を両者が検分

今回の駒は、最高級素材の赤柾(あかまさ)で、長崎県の若手駒師・桐月(とうげつ)さんが手掛けた

前夜祭での記念撮影

第2局初日

先手・豊島竜王(右)

後手・羽生九段

午前10時前、豊島竜王が羽織を脱いだ

初日のおやつ。上段が午前で下段が午後。左が羽生九段で右が豊島竜王

おやつを食べる羽生九段

対局室に豊島竜王が戻ってきた

頭に手をやって読みを深める両雄。しばしば、似たようなしぐさをみせた

天井を見やる羽生九段

頭を抱える豊島竜王

互いに頬づえをして考えを深める二人

昼食休憩前の盤面(手前が羽生九段)

初日の昼食。左が羽生九段、右が豊島竜王

メガネを外して首をふく豊島竜王

メガネを外して水を飲む羽生九段

「封じ手」の入った封筒を、羽生九段が立会人の青野照市九段(右)に手渡す

第2局2日目

羽生九段が入室。やや遅れて豊島竜王も対局室へ

駒を並べる羽生九段の手。前日までの盤面を再現する

立会人が封じ手を開封

封じ手は、このような書面にしたためられている。勝負は午前9時に再開した

長考の末、63手目を指す豊島竜王

2日目のおやつ。上段が午前で下段が午後。左が羽生九段で右が豊島竜王。竜王は2日間4度のおやつをフルーツで通した

首を傾げて考え込む両雄。初日の午後以降、ともに長考が多くなった

2日目は大盤解説会も実施された

和田あき・女流初段(左)、三枚堂達也七段らが次々と登場し、解説者を務めた

昼食休憩前の盤面。勝負は終盤に差し掛かった(手前が豊島竜王)

2日目の昼食。左の羽生九段は「元祖とりカツ」で、ゲンを担いだ? 豊島竜王は「鰻まぶし丼」と名古屋名物で対抗した

扇子を手に、盤上を見つめる羽生九段

目薬をさす豊島竜王

86手目を指す羽生九段。「7六銀」。この一手で、大きく勝利を手繰り寄せた(15時53分)

羽生九段の「7六銀」に表情をくもらせ、頭をかく豊島竜王(16時8分)

17時10分、豊島竜王が投了。96手までで、羽生九段が勝利を収めた

さらなる名勝負が、きっと待ち受けているー。

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