第33期竜王戦 就位式

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制作・著作 読売新聞

将棋の第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)で挑戦者の羽生善治九段(50)を4勝1敗で下し、初防衛を果たした豊島将之竜王(30)の就位式が25日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。式典の模様を、写真でリポートする。

控え室に着いた豊島竜王

スポットライトを浴びて会場入り

日本将棋連盟の佐藤康光会長(右)から「推挙状」を受け取った。佐藤会長は「息詰まる第3局を取ったのが、豊島竜王にとって大きかった」と分析した

竜王杯を授与された豊島竜王が、背筋を伸ばす

贈呈した読売新聞グループ本社の老川祥一代表取締役会長・主筆代理(右)は「名勝負だった」と七番勝負の内容をたたえた

七番勝負の挑戦者だった羽生善治九段も出席した。前人未踏のタイトル100期を今回は果たせなかったものの「また頑張っていきます」とあいさつした

予選各組で優勝を飾ったスター棋士たちの姿も。左から、開始前に竜王戦の新聞記事を読みふける藤井聡太二冠、言葉を交わす佐々木勇気七段と石井健太郎六段

各組優勝のメダルを受け取った棋士たち。前列左から、高野智史五段、石井健太郎六段、佐々木勇気七段、羽生善治九段、藤井聡太二冠、梶浦宏孝六段

祝辞を述べた来賓は、バスケットボールアナリストの佐々木クリスさん。豊島竜王の戦いぶりをNBAの名選手と重ね合わせ「究極の自由を感じる」と語った

佐々木さんを就位式に招いたのは、NBA観戦が趣味の豊島竜王だ。式に先立つ対談では、色紙と帽子のプレゼントを交換した

謝辞に立った豊島竜王

「注目度の高さを感じた七番勝負で、(相手の)羽生さんの大局観は勉強になった。年を重ねた後に思い返すようなシリーズになった」

壇上で、関係者と記念撮影

終了後は出席者の拍手を浴び、豊島竜王が一足先に会場を出た

会場外の金屏風前で出席者を待つ。帰り際に会話したり記念撮影に応じたりして交流を深めた

豊島竜王と羽生九段の七番勝負を、読売新聞は写真にこだわって密着取材した。写真部・若杉和希カメラマンの作品を収めた読売新聞オンラインの写真特集に対する反響は大きく、取材班は「竜王戦七番勝負ベストショット」投票も実施した。将棋ファンが選りすぐった“推し写真”トップ5。就位式の場を借りて発表した。

第5位
紅葉の古都にて、静かなる死闘

羽生九段が投了。豊島竜王が172手までで死闘を制し、シリーズ2勝目を挙げた

・ふすま絵と対局者の二人が、絵画のようで本当に美しい! 対局内容も最後までわからない大熱戦だった(埼玉県・40代女性 すけまほ)
・仁和寺の豪華けんらんな背景とともに、劇的な幕切れを思い出させてくれます(東京都・50代男性 ぽとふ)

第4位
指宿名物といえば…

豊島竜王は対局後に足を運び、熱闘の疲れを癒した

・大事な第4局での戦いに勝ち、ものすごくリラックスしていて、竜王の自然な笑顔に癒されてしまいました(兵庫県・40代女性 フーコさん)
・豊島竜王が対局終了後にまるで別人のように、安堵感に包まれた非常に穏やかな表情をされていて、こちらまで笑顔になってしまった(長野県・20代女性 詩歩)

第3位
幕開けはオールスターキャストで

振り駒の結果、先手は羽生九段になった。初手を指す羽生九段(左)

・羽生九段と切磋琢磨してきた森内俊之九段が立会人を務め、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段が見守る中、対局が開始された瞬間を捉えた写真は貴重(宮城県・30代女性 藍)
・関係者の皆様と能楽堂の美しさがまるで絵のよう(埼玉県・40代女性 蓮)

第2位
箱根決戦のベルが鳴る

ホテル花月園は、何度もタイトル戦が行われてきた「将棋の宿」だ。羽生九段(左)と豊島竜王(右)を、クリスマスツリーが迎えた

・クリスマスツリーのぼやけ具合が素敵。まるでCMやポスターのよう(東京都・30代女性 mirushom)
・奇跡の一枚。お二人の心模様を伺いたくなる、まるで絵画のようなファンタジー写真です(群馬県・50代女性 イイジママキ)

第1位
激突!

両雄とも、鋭い眼光

・盤を離れれば穏やかなお人柄の両対局者ですが、鬼気迫るこの表情…。お二人並んだ構図も圧巻(大阪府・40代女性 ぴょん)
・男の真剣な勝負がこちらまでひしひしと伝わってくる(香川県・50代男性 桜町王将)
・まさに勝負師、という表情で引き込まれてしまいます(岐阜県・40代女性 はっぱ)

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【撮影】若杉和希・読売新聞写真部
【編集】読売新聞配信部
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今回取り上げた写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます