春の甲子園に戻った球音

2年ぶりのセンバツ

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

春の甲子園に球音が戻った。前年は新型コロナウイルスの影響で中止となった選抜高校野球大会が3月19日から14日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で2年ぶりに行われ、32校が熱戦を繰り広げた。コロナ禍で開会式の規模が縮小されるなど様変わりの大会は、決勝戦で東海大相模(神奈川)が明豊(大分)を3-2で破って10年ぶり3度目の優勝を飾った。
(2021年4月2日公開)

開会式は、密集を回避するため、初日に出場する6校のみが参加した。

開会式に参加できなかった26校は、行進する映像が大型スクリーンに流された。

選手宣誓の仙台育英・島貫主将。「穏やかで鮮やかな春、そして1年となりますように。2年分の甲子園、一投一打に多くの思いを込めて」と大役をつとめた。

開幕戦でサヨナラ勝ちの神戸国際大付(兵庫)。延長十回に関が中前打で決めた。

第2日、鳥取城北(鳥取)-三島南(静岡) 五回に鳥取城北が敵失を誘って逆転。選抜初勝利を挙げた。

第3日、具志川商(沖縄)-八戸西(青森) ソーシャルディスタンスを保ってマウンドに集まる具志川商の選手たち。

第4日、智弁学園(奈良)-大阪桐蔭(大阪) 選抜では初めての初戦敗退となった大阪桐蔭。

第5日、常総学院(茨城)-敦賀気比(福井)。選抜では初となるタイブレイクは、十三回に常総学院が秋本の適時打で突き放した。

第5日、京都国際(京都)-柴田(宮城) 延長十回、勝ち越しのホームを踏んだ二塁走者の武田が歓喜のガッツポーズ。

第6日、神戸国際大付(兵庫)-仙台育英(宮城) 本塁上でのクロスプレー。仙台育英が13点を奪って大勝した。

第8日、智弁学園(奈良)-広島新庄(広島) 打球に飛びつく広島新庄のショート、瀬尾。

定番のミニスカートではなく、パーカにスキニーパンツという服装で応援するチアリーダー。盗撮被害から生徒を守ろうと出場校は対策に乗り出した。

第9日、中京大中京(愛知)-東海大菅生(東京) 今大会2度目の完封勝利となった中京大中京のエース畔柳。春夏の甲子園大会では初めて「1週間500球以内」の球数制限が実施され、投手起用の駆け引きも見どころだった。

第9日、天理(奈良)-仙台育英(宮城) 四回に勝ち越しの2点適時打を放った天理の9番打者、政所は今大会のラッキーボーイとなった。

決勝戦、東海大相模(神奈川)-明豊(大分) 五回、満塁のピンチに好フィールディングを見せる明豊の先発、太田。

決勝戦では好救援を見せた東海大相模のエース、石田。今大会は29回3分の1を投げて無失点と、抜群の安定感を見せた。

決勝戦、東海大相模(神奈川)-明豊(大分) 四回、明豊は満塁から阿南の犠飛で簑原が生還し、2点目。

決勝戦、東海大相模(神奈川)-明豊(大分) 九回、満塁でサヨナラタイムリーを放った東海大相模の小島。

10年ぶり3度目の優勝を決めた東海大相模の選手たち。

閉会式で場内を一周する明豊ナイン。今大会は無失策と、よく鍛えられた好チームだった。

優勝旗を手にした門馬副主将ら、東海大相模のナイン。急病で戦列を離れた大塚主将を欠いての全国制覇となった。

【撮影】読売新聞写真部
  読売新聞オンライン
Copyright (C) The Yomiuri Shimbun.
今回取り上げた写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます