フォトグラファーが捉えた貴重な一瞬

「crucial moment」

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

この夏も各種オリンピック競技の大会が各地で開催され、多くの選手たちが勝敗を競った。
スポーツの試合では、選手のダイナミックな動きだけではなく、試合前の緊張感、勝敗が決まった歓喜の瞬間、激しい戦いの中で時折訪れる一瞬の静寂と様々なドラマチックな瞬間がカメラの前で繰り広げられる。
各競技のスポーツ取材の現場では、読売新聞写真部のフォトグラファーたちが、様々な決定的瞬間を捉えようと選手たちにレンズを向け続けている。そのフォトグラファーたちが、撮り逃しが許されないと感じる重要な瞬間「crucial moment」を紹介する

「Take your Mark」。合図と共に飛び込んだ選手が泡につつまれながら水中を突き進む(世界水泳選手権、韓国・光州で)=原田拓未撮影

競泳レースのスタート後、鏡のような水面に姿を映しながら潜水で進む選手たち(世界水泳選手権、韓国・光州で)=原田拓未撮影

雨天でも続くレース。照明の明かりで選手の長い影がトラックに映る(日本陸上競技選手権大会、福岡市博多区で)=関口寛人撮影

ゴール後、雨で濡れたトラックに横たわる選手。厳しいレースを戦い抜いた(日本陸上競技選手権大会、福岡市博多区で)=関口寛人撮影

東京五輪・テスト大会で、選手がバイクで疾走すると、路面標示や横断歩道もコースを彩る装飾のように見えた(ITUワールドトライアスロン、東京都港区で)=三浦邦彦撮影

厚い雲が垂れ込める中、号砲とともに海に飛び込む選手たち。スタート前の緊張から解き放たれる瞬間だ(ITUワールドトライアスロン、東京都港区で)=上甲鉄撮影

カナダのミスロー・チャック選手が拳を突き上げゴール。東京五輪の前哨戦となるトライアスロン五輪予選を制した(ITUワールドトライアスロン、東京都港区で)=三浦邦彦撮影

アーチェリーの選手たちが一斉に矢を放ち、次々と的に突き刺さった(READY STEADY TOKYO-アーチェリー 、東京都江東区で)=三浦邦彦撮影

108―93でアルゼンチンを追う日本。リバウンドを真剣なまなざしで狙う八村塁選手(バスケットボール・日本代表国際試合、さいたま市中央区で)=若杉和希撮影

強い日差しがセンターコートに大きな影を作り出す。ボールを追うジョコビッチ選手が陽光に浮かび上がった(テニスウィンブルドン選手権、イギリス・ロンドンで)=竹田津敦史撮影

サーブを前に、静まりかえったコートで集中力を高めボールをトスするナダル選手(テニスウィンブルドン選手権、イギリス・ロンドンで)=竹田津敦史撮影

タックルで飛ばされるコロンビアのハメスロドリゲス選手(左)。迫力に満ちた南米強豪国らのプレーにスタジアムも熱気に包まれた(コパアメリカ準々決勝・コロンビア―チリ戦、ブラジル・サンパウロで)=飯島啓太撮影

ゴール前のクロスで競り合う選手たち。「南米一を目指す」、W杯より歴史の長い大会で世界屈指の選手がしのぎを削っていた(コパアメリカ準々決勝・コロンビア―チリ戦、ブラジル・サンパウロで)=飯島啓太撮影

大きく身を乗り出してセールを操り、ゴールを目指す選手たち(セーリング470級世界選手権、神奈川・江の島沖で)=若杉和希撮影

帆を広げ、一斉に水上を滑走するヨット(セーリング470級世界選手権、神奈川・江の島沖で)=若杉和希撮影

波間に帆が揺れる(セーリング470級世界選手権、神奈川・江の島沖で)=若杉和希撮影

鮮やかな赤と青の畳の上で繰り広げられる激しい攻防。一瞬の隙で選手の体が浮かび上がり、勝敗が決まった(世界柔道東京大会、東京都千代田区で)=菊政哲也撮影

集中力を高めるかのように、小さく息を吐きながら準決勝に臨む大野将平選手(世界柔道東京大会、東京都千代田区で)=菊政哲也撮影

相手の出方を見極めながら、素早い動作を繰り返す選手たち。長時間露光で撮影すると選手の残像が幾多にも重なった(世界柔道東京大会、東京都千代田区で)=竹田津敦史撮影

決勝で次々と障害を飛越する総合馬術で優勝のミヒャエル・ユング選手(READY STEADY TOKYO-馬術、東京都世田谷区で)=若杉和希撮影

クロスカントリー競技で見事な飛越を決める選手。絵画ような優美さが漂う光景が広がっていた(READY STEADY TOKYO-馬術、東京都江東区で)=若杉和希撮影

他選手を大きく引き離し、五輪代表を決めるレースでゴールする前田穂南選手(マラソングランドチャンピオンシップ、東京都港区で)=関口寛人撮影

頭脳と体力が試され「体を使ったパズル」と称されるボルダリング。会場では選手の一挙手一投足にスポットライトがあてられた(スポーツクライミング世界選手権、東京都八王子市で)=守谷遼平撮影

鋭い視線が指先に向けられる。細い指でホールドを確認して体を支え、高さ12メートル以上の壁を登っていく(スポーツクライミング世界選手権、東京都八王子市で)=飯島啓太撮影

1対1で対戦し、登頂する速さを競う「スピード」。数秒で決着するスリリングな戦いに勝利し、満面の笑みでガッツポーズする伊藤ふたば選手(スポーツクライミング世界選手権、東京都八王子市で)=守谷遼平撮影

背泳ぎで水面を進むオーストラリアのミッチェル・ラーキン(FINAスイミングワールドカップ、東京都江東区で)=上甲鉄撮影

会場の音響、激しい水しぶきとは対照的に、水中では静かに波紋が広がり静寂に包まれる(ジャパンオープン2019、東京都江東区で)=上甲鉄撮影

50M背泳ぎで優勝したロシアのウラジーミル・モロゾフ選手。力強く振り上げた腕から美しい水しぶきが舞った(FINAスイミングワールドカップ、東京都江東区で)=上甲鉄撮影

一進一退の熱戦を繰り広げる西本拳太選手(バドミントン世界選手権、スイス・バーゼルで)=大原一郎撮影

照明に浮かび上がるシャトル。狙うインドのシンドゥ・プサルラ選手(バドミントン世界選手権、スイス・バーゼルで)=大原一郎撮影

ライトアップされた会場でバドミントン男子ダブルスの熱戦を特殊なレンズで捉えた(ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン、東京都調布市で)=若杉和希撮影

優勝まであと1ポイント。静かに指を上げ、天井を見つめる桃田賢斗選手(バドミントン世界選手権、スイス・バーゼルで)=大原一郎撮影

波間から勢いよく飛び出すイタロ・フェレイラ選手。決勝では唯一「10点満点」をたたき出し優勝した(ワールドサーフィンゲームス、宮崎市で)=守谷遼平撮影

早朝の海に朝日がきらめき、選手が挑む海面には、次々と複雑なモノクロの模様が浮かび上がる(ワールドサーフィンゲームス、宮崎市で)=守谷遼平撮影

白い波しぶきを残して、シルエットが進む。激しいターンを繰り返し、得点を積み重ねる(ワールドサーフィンゲームス、宮崎市で)=守谷遼平撮影

東京タワーやレインボーブリッジを望む会場で世界トップレベルの熱戦が繰り広げられた(FIVBビーチバレーボールワールドツアー、東京都品川区で)=三浦邦彦撮影

東京の厳しい暑さの中で連日プレーが行われた。選手の肩はびっしりと汗に覆われていた(FIVBビーチバレーボールワールドツアー、東京都品川区で)=竹田津敦史撮影

ウサイン・ボルトが引退し混戦の男子100メートル。決勝ではわずかな差が勝敗を決めた(世界陸上、カタール・ドーハで)=関口寛人撮影

【撮影】読売新聞写真部【制作】読売新聞配信部
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