東京2020オリンピック

聖火リレーハイライト岩手

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

 東京オリンピックの聖火リレーが16日から18日までの3日間、岩手県内で行われた。1日目は雫石町をスタートし、東日本大震災で被災した久慈市まで、2日目は岩泉町を出発し陸前高田市までの沿岸8市町村を巡り、大震災の被災者らが聖火に接した。最終日の18日は一関市から盛岡市へ聖火を運んだ。
(2021年6月18日公開)

6月16日 岩手県1日目のスタート地点の雫石町では、似顔絵や漫画で、東日本大震災の被災者を元気づけてきた同町の漫画家・そのだつくしさんが聖火を手に駆け抜けた。「これからも漫画を通して被災地のことを発信していきたい」と誓った=川口正峰撮影

ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑さん。地元・八幡平市を走った=代表撮影

岩手県一戸町では、県立盛岡となん支援学校高等部1年の南舘咲希さんが聖火を運んだ。クラッチと呼ばれる歩行補助具を使い、聖火リレーを力いっぱい走りきった(16日)

パラリンピックに4大会連続で出場した大井利江さん(72)は、地元の岩手県洋野町で聖火をつないだ。「たくさんの仲間に応援され、国際大会とは違うプレッシャーがあった。トーチに火をともすと緊張がほぐれ、みんなに手を振って応えることができた」と照れ笑いを浮かべた(16日)

津波の被害を乗り越えた復興のシンボル・三陸鉄道の普代駅から、聖火をともしたランタンを手に列車に乗り込む聖火ランナー(16日、岩手県普代村で)=川口正峰撮影

6月17日 サッカーを通して東日本大震災の被災地支援を手掛けてきた元Jリーガーの鳴尾直軌(なおき)さん。出身地の岩泉町を走った。新型コロナウイルス感染拡大で練習もままならない子供たちに「本気で夢を追いかけてほしい」との願いを込め、聖火をつないだ。(岩手県岩泉町で)=川口正峰撮影

三陸鉄道リアス線の島越駅前を走る聖火ランナー(17日、岩手県田野畑村で)=代表撮影

タレントの山田邦子さん(17日、岩手県山田町で)=代表撮影

東日本大震災後に整備された防潮堤の前を駆け抜ける聖火ランナー(17日、岩手県山田町で)=武藤要撮影

東日本大震災で被災した岩手県釜石市の旅館「宝来館」 女将(おかみ)の岩崎昭子さんはトーチを手に、同県大槌町を笑顔で駆けた(17日)=川口正峰撮影

三陸鉄道リアス線の高架下を通過する聖火ランナー(17日、岩手県大槌町で)=代表撮影

東日本大震災で1808人が犠牲になった岩手県陸前高田市では、同市消防団の米沢伸吾さんがランナーを務めた。津波で命を落とした仲間の団員11人への思いを胸に、再生した街を駆け抜けた(17日、岩手県陸前高田市で)=川口正峰撮影

「奇跡の一本松」から走り出す聖火ランナー(17日、岩手県陸前高田市で)

「奇跡の一本松」の近くを駆け抜ける聖火ランナー(17日、岩手県陸前高田市で)=武藤要撮影

6月18日 「これまでオリンピックは冬にしか縁がなかったので、聖火ランナーという形で東京五輪に関わることができたのは、うれしい」。プロスノーボーダー岩渕麗楽さんは、はじける笑顔で地元・岩手県一関市を走り、聖火をつないだ。2022年北京五輪で目指すはもちろん、金メダルだ=代表撮影

岩手県平泉町の中尊寺金色堂(奥)の前に立つ書道家の武田双雲さん(18日)=川口正峰撮影

岩手県奥州市のスタート地点となった国立天文台水沢VLBI観測所では、所長の本間希樹さんがトーチを掲げて走った(18日)=代表撮影

岩手県矢巾町では、東日本大震災の被災者が暮らす災害公営住宅でコミュニティー形成の支援を続ける柿崎和弘さんが、息の長い支援の必要性を呼びかけようと走った(18日)=武藤要撮影

岩手県内リレーの終着地となった盛岡市の盛岡八幡宮では、聖火の到着を祝う「セレブレーション」が行われた。新型コロナウイルス感染拡大のため、同市は公道でのリレーを中止し、ランナーが隣の人へトーチの火を移す「トーチキス」を実施した(18日)=川口正峰撮影

1992年アルベールビル五輪スキー・ノルディック複合団体金メダリストの三ケ田礼一さんも参加した(18日、盛岡市で)=川口正峰撮影

冬季五輪代表選手らランナー21人がつないだ火を、盛岡市出身の力士・錦木徹也さんが聖火皿に移して、静かに締めくくった(18日、盛岡市で)=川口正峰撮影

【撮影】読売新聞写真部、地方部、代表取材班
  読売新聞オンライン
Copyright (C) The Yomiuri Shimbun.
今回取り上げた写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます