東京2020オリンピック

聖火リレーハイライト静岡、山梨

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制作・著作 読売新聞

 東京五輪の聖火リレーは、静岡県内では6月23~25日の3日間、計274人が様々な思いを込めて22市町を走った。希望の火が駆け抜ける姿は、県民の五輪への機運も高めた。
 26、27日には山梨県内を巡った。世界遺産・富士山の5合目にも聖火が運ばれ、2日間で計172人のランナーが聖火をつないだ。
(2021年6月28日公開)

6月23日 フィギュアスケート女子でトリノ五輪金の荒川静香さん(静岡県袋井市のエコパスタジアムで)=代表撮影

サッカー元日本代表の中山雅史さん(23日)

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん(23日)

6月24日 聖火が1954年に米国の水爆実験で被曝(ひばく)したマグロ漁船「第五福竜丸」の母港だった焼津市を通った。「第五福竜丸」の悲劇を伝える学生・杉本汐音(しおね)さんは、走り終えると「焼津で生まれ育ったことを誇りに思った」と、充実した表情を見せた=高橋美帆撮影

静岡県島田市出身の俳優・別所哲也さんは静岡空港の外周を軽い足取りで駆け抜け、「世界とつながる象徴的な場所を走れた。島田で育った子どもの頃の気持ちがよみがえった」と喜んだ(24日)=高橋美帆撮影

静岡市清水区出身の女優・広瀬アリスさんは清水港で駿河湾フェリーのデッキに登場し、「走っている姿を見て頑張っている人が一人でも元気になれば」と笑顔で出発した。「フェリーは小さい頃に何回も乗り、思い入れがある。すごくうれしかった」と振り返った(24日)=代表撮影

バルセロナ五輪競泳女子金メダリストの岩崎恭子さんが、日本人最年少で金に輝いたのは静岡県沼津市立第五中学校2年の時。あれから29年。市内を力強く走り、「バルセロナ五輪後に、沼津でパレードしてもらったことを思い出した。開幕まであと1か月、無事に聖火が国立競技場までつながればいいですね」と語った(24日)=高橋美帆撮影

6月25日 静岡県下田市の下田公園を走った鈴木克己さん(75)。1964年開催の東京五輪では、聖火ランナーとして同県三島市の三嶋大社付近を走った。2度目の東京五輪で再び聖火をつないだ=代表撮影

実川欣伸さん(77)は、これまで富士山に2000回以上登頂した「鉄人」だ。その経験から「諦めなければ何でもできることを伝えたい」という思いを胸に聖火をつないだ=高橋美帆撮影

静岡県伊豆の国市の伊豆長岡温泉で、最年少の芸妓(げいぎ)・まめ六さん(本名・大川晴子さん)。コロナ禍で苦境に立つ自身や仲間を鼓舞したいとの一心で聖火をつないだ(25日、富士宮市東町で)

パラアスリートの山本篤さん。東京パラリンピックの走り幅跳びに出場する。静岡県内最後の聖火ランナーとして、富士宮市の富士山本宮浅間大社にゴールした(25日)=早坂洋祐撮影

6月26日 スタート地点となったアルカディア南部総合公園(山梨県南部町)で出発式が行われ、第1走者でシドニー五輪競泳日本代表の萩原智子さん(中央)(甲府市出身)が登場

全国で人口が最も少ない町として知られる山梨県早川町では、江戸時代の面影が残る「赤沢宿」を舞台に聖火リレーが行われた。歴史を感じさせる風景の中を聖火ランナーが走った(26日)

山梨県市川三郷町を走った小池 彩華(いろは)さんは、鬼ごっこを競技化した「スポーツ鬼ごっこ」では全国大会で優勝し、大会MVPに輝いたこともある。現在は女子日本代表にも選ばれている。トーチキスでは世界最速の男、ウサイン・ボルトさんのポーズを決めた(26日)=早坂洋祐撮影

この日の最終走者は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さん(85)(韮崎市出身)。到着式会場で聖火皿に点火した(26日、甲府市で)=早坂洋祐撮影

6月27日 前回の東京五輪でも走った落語家の三遊亭小遊三さんが今回も参加した(山梨県笛吹市で)=米山要撮影

プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(88)が次男の豪太さん(左)に支えられ、富士山5合目で聖火をつないだ(27日)=早坂洋祐撮影

やまなし大使の一員として走った歌手の藤巻亮太さん(27日、山梨県富士吉田市で)

最終走者のやまなし大使4人が会場に到着。プロレスラーの武藤敬司さんが代表としてトーチから聖火皿に火をともすと、会場から大きな拍手が送られていた(27日、山梨県富士吉田市で)=早坂洋祐撮影

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