東京・築地市場(中央区)が2018年10月6日、最終営業日を迎え、83年の歴史に幕を閉じた。早朝から最後の取引が行われ、同日正午から移転先の豊洲市場(江東区)への本格的な引っ越し作業が始まった。2トン車約5300台分の荷物を運ぶ「空前の大移動」を経て、豊洲市場が11日早朝に開場した。
10月6日に営業最終日を迎える築地市場。都心の高層ビルと市場の明かりが夜更けの隅田川に映り込む(9月14日午前2時13分)=武藤要撮影
築地市場の水産仲卸売場に差し込む陽に照らされる石畳(9月15日午後0時58分)=武藤要撮影
築地市場の構内で、「ターレ」やトラックを縫うようにして走る都営バス(9月21日午前7時45分)=武藤要撮影
築地市場での最後の競りを前に、生鮮マグロ卸売場では市場関係者による一本締めが行われた(10月6日午前5時16分)=武藤要撮影
最後の競りを前に、生鮮マグロの状態を確かめる仲卸業者ら(6日午前5時17分)=武藤要撮影
青果部卸売場の最後の競りを前に、一本締めする市場関係者ら(6日午前6時22分)=武藤要撮影
最終営業日を迎えた築地市場の水産仲卸売場で、「これまでありがとう。豊洲でもよろしく」と握手する仲卸業者(左)と買い出し人(6日午前6時48分)=代表撮影
青果部卸売場で行われたの最後の競り(6日午前6時52分)=武藤要撮影
営業最終日を迎え、多くの買い物客でにぎわう築地市場(6日午前9時21分、読売ヘリから)=守谷遼平撮影
築地市場の営業最終日、観光客らで混雑する場外市場(6日午前9時45分)=西孝高撮影
記念撮影する観光客でにぎわう正門付近(6日午前11時8分)=伊藤紘二撮影
営業を終え、荷物を積んだターレなどが行き交う築地市場(6日午後5時26分)=杉本昌大撮影
83年の歴史に幕を閉じた築地市場。右下の道路は豊洲市場へつながる都道・環状2号線(6日午後5時40分、読売ヘリから)=守谷遼平撮影
日没を過ぎても荷物を積んだターレが行き交う築地市場(6日午後5時55分)=杉本昌大撮影
営業を終えた築地市場(右手前方向)から、豊洲市場(左奥方向)へ向かうターレ(7日午前5時9分、東京都中央区で)=武藤要撮影
築地市場からの引っ越しのため豊洲大橋を渡って豊洲市場に向かうターレ(7日午前5時13分、東京都江東区で)=横山就平撮影
築地市場からの引っ越しで、豊洲市場に向かうターレ(7日午前5時16分、東京都江東区で)=横山就平撮影
ターレに乗って豊洲市場内の様子を確認する関係者ら(7日午前6時41分、東京都江東区で)=横山就平撮影
豊洲市場が開場し、マグロ卸売場で行われた最初の競り(11日午前6時、東京都江東区で)=松本拓也撮影
営業を開始し、笑顔を見せる水産仲卸業者ら(11日午前7時51分、東京都江東区で)=松本拓也撮影
一時、交通渋滞が見られた豊洲市場周辺(11日午前8時26分、東京都江東区で)=今野絵里撮影
開場した豊洲市場(11日午後0時47分、東京都江東区で、読売ヘリから)=小林武仁撮影
閉場した築地市場で始まった解体工事(11日午後、東京都中央区)=代表撮影