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    3日間雨量、1か月分超す…2・51倍の地点も

     西日本豪雨による今月5~7日の3日間の総雨量が、過去の統計と比較できる京都府内16の観測地点で7月の平均雨量を上回っていたことが、気象庁の観測でわかった。差が最も大きかったのは宮津市で、2・51倍にあたる466ミリに上った。

     京都地方気象台の17の観測地点のうち、比較的最近設置され、7月の平均雨量のデータがない福知山市下野条を除いて比較した。

     7月の平均雨量の2倍以上の雨が降ったのは、宮津市や舞鶴市(2・43倍、438・5ミリ)、右京区の京北地区(2・24倍、465ミリ)など5地点。この5地点を含む12地点で、72時間雨量としては観測史上最多を更新した。最も差が小さかった中京区でも1・45倍(319ミリ)に上った。

     京都地方気象台などによると、太平洋とオホーツク海に張り出した二つの高気圧に挟まれる形で、梅雨前線が西日本に停滞したことなどから、雨が長時間続いたという。

     府砂防課によると、今回の豪雨では桂川(京都市)や伊佐津川(舞鶴市)など16河川で氾濫危険水位を超えた。実際に氾濫した例は少なかったとみられるが、担当者は「かなりギリギリの状態で、氾濫していれば被害はさらに拡大していた」と指摘。「浸水や土砂災害など、自分が住んでいる地区のリスクを日頃から認識し、いざという時にはすぐに避難できるようにしてほしい」と呼びかけている。(上杉洋司)

    2018年07月12日 12時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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