文字サイズ

    はやぶさ2、試料採取延期…地形険しく着地支障

    • 探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウの険しい地表面(JAXA、東京大など提供)
      探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウの険しい地表面(JAXA、東京大など提供)

     宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は11日、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに着地して行う試料採取について、当初予定していた今月下旬から、来年1月以降に延期すると発表した。地表面が想定以上に険しい地形だったためで、より安全な場所を慎重に選んで着地を目指す。

     JAXAによると、リュウグウの地表には、着地に支障が出る直径50センチ・メートル以上の岩が多く存在することが画像の分析でわかった。このため、比較的平らと考えられていた100メートル四方の範囲に着地する計画を、より安全な直径20メートルの範囲を選んで降り立つ方針に変更することにした。

     はやぶさ2を精密に誘導する必要があるため、リハーサルを今月に2回実施し、精度を高める。11月下旬~12月は、はやぶさ2との通信が取りにくくなるため、着地は年明け以降に行う。記者会見したJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「今のままではリュウグウに歯が立たない。一度立ち止まって考え、試料採取に挑戦したい」と話した。

    2018年10月11日 22時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP