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    地球に帰る過酷な環境、守るは「魔法瓶」の技術

    • 国際宇宙ステーションで小型カプセルをこうのとりに取り付ける飛行士たち(宇宙航空研究開発機構/米航空宇宙局提供)
      国際宇宙ステーションで小型カプセルをこうのとりに取り付ける飛行士たち(宇宙航空研究開発機構/米航空宇宙局提供)

     国際宇宙ステーション(ISS)の実験試料を持ち帰る日本初の小型カプセルが8日未明、無人補給船「こうのとり」7号機とともにISSから放出され、順調に飛行している。地球帰還時の過酷な環境から試料を守るため、カプセルには「魔法瓶」の技術が活用された。

    1年半かけ強度アップ カプセルは11日朝、高度約300キロ・メートルでこうのとりから切り離され、小笠原諸島の南鳥島沖に着水する予定。試料は、カプセル内部のステンレス製の格納容器(高さ、直径とも約30センチ)に納めてある。

     容器は、宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)から依頼を受けた「タイガー魔法瓶」(大阪府門真市)が開発した。デリケートなたんぱく質の結晶などの試料は、変質しないように温度を一定に保たなければならず、JAXAが同社の技術に目をつけた。

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    2018年11月09日 07時53分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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