基礎研究・若手育成支援、科技予算が1割以上増

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 政府全体の2019年度科学技術予算が、前年度当初予算比で1割以上の大幅増額になることがわかった。若手研究者の研究環境を整備するなどして日本の科学技術力の底上げを狙う。総額は計4兆2000億円程度となり、当初予算案として初めて4兆円を超えた。

 内閣府が、19年度予算案で各省庁が計上した関連予算を集計して明らかになった。

 内訳では、文部科学省が、優れた研究を支援する「科学研究費助成事業(科研費)」を18年度に比べて86億円増やす。国内では、優れた研究論文の数が減り、若手研究者や地方大学の研究環境も悪化している。予算増額により、基礎科学研究や若手研究者の育成のてこ入れを図る考えだ。

 また、厚生労働省や国土交通省は、AI(人工知能)などを活用し、イノベーション(技術革新)をいち早く実現させる取り組みに力点を置く。具体的には、創薬や画像診断を支援するAIの開発や、AIやロボットを使った建設技術の高度化などを進める。

 ただ、予算が増えただけでは、論文の生産性向上やイノベーション創出に効果的に結びつかないとの指摘もある。このため、政府は、研究環境の改善に向けて制度改革なども併せて行う方針だ。

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403550 0 テクノロジー 2019/01/28 22:39:00 2019/01/29 10:13:43 2019/01/29 10:13:43

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