危険な消火活動、まかせて!ロボットが放水

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火元に想定した建物に放水するロボット(東京都調布市の消防大学校消防研究センターで)=守谷遼平撮影
火元に想定した建物に放水するロボット(東京都調布市の消防大学校消防研究センターで)=守谷遼平撮影

 総務省消防庁は、人が近づけない危険な現場で消火活動を行う「消防ロボットシステム」を開発した。空撮や地上探索、放水などをそれぞれ担う複数のロボットを連携させ、人工知能(AI)で制御する仕組みだ。石油コンビナートなどで起きる大規模火災での活用を想定しており、量産化に向けて同庁は今年度、1セットを千葉県市原市消防局に配備し、改良点を検討する。

 新システムは、〈1〉上空から現場を動画撮影する飛行ロボ〈2〉地上で現場への経路を探索し、放水状況の監視も行う偵察・監視ロボ〈3〉毎分4トンの放水が可能な放水砲ロボ――などで構成。連続10時間の活動が可能だ。

 AIが空撮や地上探索による情報を基に、放水砲ロボの配置場所を提示する。消防士の指示によって、放水を始める。放水砲ロボは500度相当の熱に耐え、安全な場所から人が遠隔操作することもできるという。

 開発のきっかけは、2011年3月の東日本大震災だ。市原市の製油所でLPG(液化石油ガス)タンクが連続爆発し、高温の現場に消防隊員は入れず、対応が後手に回った。この火災を教訓に14年度から、同庁は約13億8000万円を投じて開発を進めてきた。

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552281 0 テクノロジー 2019/04/24 15:16:00 2019/04/24 15:19:33 2019/04/24 15:19:33 消防ロボットシステムが公開され、火元に想定した建物に放水するロボット。東京都調布市で。2019年3月22日撮影。★★★動画あり★★★ https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190424-OYT1I50069-T.jpg?type=thumbnail

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