民間の人工衛星多すぎ?天体観測に悪影響…国立天文台

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米天文台が撮影したスペースX社の通信衛星による光の線(Victoria Girgis・ローウェル天文台提供)
米天文台が撮影したスペースX社の通信衛星による光の線(Victoria Girgis・ローウェル天文台提供)

 国立天文台は9日、地球の周囲を回る人工衛星が天体観測に悪影響を及ぼしていることを懸念する声明を出した。衛星事業者に対し、配慮や対策を呼びかける。

 同天文台によると、現在運用中の人工衛星は数百を超える。衛星が太陽光を反射したり、衛星が出す電波が天体からの電波と混ざり合ったりして、天体観測に支障が出始めているという。

 今年5月に米宇宙企業スペースXが60基の通信衛星を打ち上げた際は、多数の光の線が米天文台の望遠鏡によって撮影され、話題になった。

 同社は最終的に、1万2000基の通信衛星の打ち上げを目指している。ほかにも複数の民間企業による大量の衛星打ち上げ計画があり、人工衛星が急増する見込みになっている。

 国立天文台は今後、世界の天文研究機関とともに衛星事業者と話し合い、太陽光を反射しにくい素材の利用や、電波の種類の調整などを呼びかけていく。

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681398 0 テクノロジー 2019/07/09 20:31:00 2019/07/09 22:15:29 2019/07/09 22:15:29 米天文台の望遠鏡で撮影された人工衛星による光の筋(Victoria Girgis/Lowell Observatory提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190709-OYT1I50064-T.jpg?type=thumbnail

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