尿の85%、飲み水に再生…JAXAが装置開発

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

報道陣に公開された浄水装置(24日、茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センターで)
報道陣に公開された浄水装置(24日、茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センターで)

 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は、尿を飲み水に変える宇宙飛行士向けの高性能浄水装置を開発した。今秋にも国際宇宙ステーション(ISS)で実証実験を行う。将来的には米国が計画し、日本も参加を検討中の月上空の有人基地「ゲートウェイ」での導入を目指している。

 この装置は樹脂製フィルターによる不純物の除去や電気分解、透析などの処理で、1日最大0・8リットルの水を作ることができる。処理の際に温度や圧力を高めることで、尿を水に変える「再生率」を85%以上に高めた。現在ISSで使われている米航空宇宙局(NASA)の装置の再生率は70~80%程度。

 装置は今秋にも米国の補給船で打ち上げられ、ISSで半年間稼働する予定。試験では、装置で作られた水の一部を地上に持ち帰って水質などを調べる。

 JAXA有人宇宙技術センターの松本聡主任研究開発員は「将来、月や火星を人が探査する際に水を効率よく使う技術は非常に重要になる」と話した。

無断転載禁止
708084 0 テクノロジー 2019/07/25 15:46:00 2019/07/25 17:44:31 2019/07/25 17:44:31 公開された高性能の浄水装置(茨城県つくば市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190725-OYT1I50035-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ