近大、次は「ニホンウナギ」…完全養殖目指す

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孵化から40日たったニホンウナギの稚魚。体長は約2センチ(近畿大提供)
孵化から40日たったニホンウナギの稚魚。体長は約2センチ(近畿大提供)

 マグロの完全養殖に成功した近畿大水産研究所(和歌山県白浜町)は1日、出荷量が減少しているニホンウナギの完全養殖を目指すと発表した。早ければ4年後に食用のウナギとして試験的に販売し、将来は商品化も狙うという。

 同研究所は今年、中断していた養殖ウナギの研究を再開し、9月に人工孵化ふかに成功した。11月1日までに飼育期間は50日に達しており、これらを親魚まで育て、産卵させて卵を得るサイクルの確立を目指す。

 ウナギの完全養殖は2010年に水産総合研究センター(現・水産研究・教育機構)が成功したが、コストが高く商品化には至っていない。同研究所は、稚魚が好む餌の開発や効率的な飼育法を研究する。

 完全養殖の実験は同研究所の浦神実験場(同県那智勝浦町)が行う。近大は昨年、10年に完全養殖に成功した田中秀樹氏を場長に起用した。田中氏は1日の記者会見で「完全養殖を実現して、ウナギを安定的に供給できるようにしたい」と抱負を述べた。

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877172 0 科学・IT 2019/11/01 22:10:00 2019/11/02 07:42:15 2019/11/02 07:42:15 孵化から40日たったニホンウナギの稚魚。体長は約2センチ(近畿大提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191101-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

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