ボリソフ彗星、あす夜に太陽へ最接近…「尾」の長さは地球直径の14倍

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米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡で撮影したボリソフ彗星。本体の核から尾がのびている(NASAなど提供)
米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡で撮影したボリソフ彗星。本体の核から尾がのびている(NASAなど提供)

 太陽系の外から飛来した天体「ボリソフ彗星すいせい」が8日夜、太陽に最接近する。太陽系の外から来る天体の観測は、2017年の「オウムアムア」以来2例目で、世界中で観測が進められている。

 ボリソフ彗星は8月末、アマチュア天文家ゲナディ・ボリソフ氏が見つけた。時速約15万キロ・メートルという速度や飛来方向から、太陽系外からの天体と判断された。

 ボリソフ彗星の軌道は緩やかな放物線状で、火星と木星の間を通過した後、再び太陽系から出る見込み。太陽に最も近づく時の距離は地球―太陽間の約2倍にあたる約3億キロ・メートル。28日頃には地球に約2億9000万キロ・メートルまで近づく。

11月24日(現地時間)にハワイの望遠鏡で撮影されたボリソフ彗星(左)。同じ縮尺の地球の画像を合成、比較している(米エール大提供)
11月24日(現地時間)にハワイの望遠鏡で撮影されたボリソフ彗星(左)。同じ縮尺の地球の画像を合成、比較している(米エール大提供)

 米エール大のチームは11月下旬、ハワイの望遠鏡で撮影に成功。本体の核(直径約1キロ・メートル)から放出されたガスやちりでできる「尾」の長さが、地球の直径(約1万3000キロ・メートル)の約14倍に達することを明らかにした。

 東京大木曽観測所(長野県)の望遠鏡で観測している酒向さこう重行助教(天文学)は「彗星をつくる物質を割り出し、太陽系の天体と比較すれば、成り立ちの違いがわかるかもしれない」と期待する。

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937618 0 テクノロジー 2019/12/07 11:20:00 2019/12/07 14:01:27 2019/12/07 14:01:27 米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡で撮影したボリソフ彗星。本体の核から尾がのびている(NASAなど提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191207-OYT1I50033-T.jpg?type=thumbnail

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