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ウイルスの空気感染、特殊な環境下で「可能性ある」…中国の研究者指摘

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 【北京=竹内誠一郎】中国政府が新型コロナウイルスの検出を1月8日に発表してから1か月が過ぎ、中国でウイルスの実態解明に向けた研究が進んでいる。

 上海市当局者は今月8日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎の感染経路について、せきやくしゃみなどによる飛沫ひまつ感染と接触感染に加えて空気感染の可能性を挙げ、対策を呼びかけた。

 空気感染については、中国疾病対策センターが9日、「空気感染を示す根拠はない」と過剰反応を戒めている。しかし、感染の中心となっている湖北省武漢市にある華中科技大学の徐順清シューシュンチン公共衛生学院副院長は同じ日の記者会見で、病院の手術室など特殊な環境下では「可能性がある」との見解を示した。

 中国政府の専門家チームトップの鍾南山ジョンナンシャン氏らは9日、患者1099人を対象とした調査研究結果を発表した。症状の初期段階で発熱があった患者は43・9%にとどまり、診察の際の判断を発熱だけに頼る危険性を指摘した。潜伏期間は最長で24日間に及んだ事例があり、ほかの患者に比べて圧倒的に多数の人に感染させる患者「スーパースプレッダー」が出現している可能性も「排除できない」とした。

 北京市の病院では7日、患者1人が3度のウイルス検査で陰性を示しながら、呼吸器官のサンプル検査で感染が確認されたケースが明らかになった。北京大学人民病院の高占成ガオジャンチョン医師は9日、ウイルス遺伝子を検出する核酸増幅検査の検出率は「100%ではない」として、感染の疑いのある患者はウイルス検査で陰性を示していても、隔離治療を行うべきだと指摘している。

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1046447 0 科学・IT 2020/02/10 19:14:00 2020/03/10 14:53:32 2020/03/10 14:53:32

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