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小惑星にクレーター形成、仕組み突き止める…JAXAなど研究チーム

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 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)などの研究チームは、小惑星にクレーターが形成される仕組みを突き止めたと発表した。探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに作った人工クレーターの分析でわかった。論文が20日、米科学誌「サイエンス」に掲載された。

小惑星リュウグウに人工クレーターができる様子。石の破片などが巻き上がっている(JAXAなど作成の動画から)
小惑星リュウグウに人工クレーターができる様子。石の破片などが巻き上がっている(JAXAなど作成の動画から)

 はやぶさ2は、昨年4月、リュウグウに金属の塊を撃ち込んで人工クレーターを作製した。チームは、地表から巻き上がった石の破片などの噴出物の広がり方を画像で解析し、クレーターの形成過程を調べた。

 その結果、クレーターは直径約14・5メートルで地上の実験場で作ったクレーターの7倍の大きさだった。一方、噴出物は宇宙空間に完全に放出されず、重力によってクレーターの縁に堆積たいせきした。

 リュウグウは、小天体の衝突と、噴出物の降下を繰り返すことで、でこぼこの地形になったと考えられ、この形成過程が、ほかの多くの小惑星にも当てはまると推測されるという。

 リュウグウは元々、火星と木星の間の小惑星帯にあって、クレーターの多くはこの時期に生じたとみられる。チームは、今回の分析結果を基に、リュウグウの小惑星帯での滞在期間を約1000万年と推定した。

 宮原正明・広島大准教授(地球惑星科学)の話「短期間で破壊と集積を繰り返す小惑星の形成過程が実証的に示された初の成果だ」

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1118058 0 科学・IT 2020/03/20 04:00:00 2020/03/26 13:13:00 2020/03/26 13:13:00 小惑星リュウグウに人工クレーターができる様子。砂などが巻き上がっている(JAXAなど作成の動画から) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200319-OYT1I50071-T.jpg?type=thumbnail

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