現実とデジタル空間連動 双子の街づくり「3密」回避で注目度急上昇

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[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「デジタル・ツイン」。

 画面に映るのは見慣れた渋谷や新宿、銀座……のはず。けれど実際の画像ではない。街をデジタル空間にそっくり再現した「デジタル・ツイン(双子)」だ。新型コロナウイルスの流行で注目度が急上昇し、実用化に向けた動きが広がっている。

始まりは仮想工場 「ポケGO」で身近に

 「待ち合わせは渋谷で」。約束した時間に2人はスクランブル交差点にいた。といっても、デジタル空間の中。そこに2人のアバター(分身)が現れ、現実世界でもよく足を運ぶ店で一緒に買い物を楽しむと、間もなく商品が自宅に届いた――。そんな未来はすぐそこにある。

 デジタル・ツインは、形だけの「そっくりさん」ではない。現実とデジタル空間をリアルタイム(同時進行)で連動させることが本質と言える。

 始まりは、デジタル空間に再現された仮想工場だった。実際の工場から得られる生産、検査などの各種データを即時に取り込み、AI(人工知能)を使って効率的な生産やトラブル予測をする目的で作られた。

 だが、極めて実務的なシステムで、一般の人には縁遠かった。それを身近なものにしたのは、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」だろう。街角でモンスターに出くわす異世界は、実在する街の「双子」とは言えないが、実際に移動した方向や距離がゲームに反映される。

コロナで注目 東大卒業イベントも

 面白いのは異世界だから。現実と同じなら、わざわざデジタル空間に作らなくてもいい。そんな感覚が、コロナ禍で「3密」回避が求められる中、変わりつつある。

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1486070 0 科学・IT 2020/09/18 05:00:00 2020/09/18 11:01:11 2020/09/18 11:01:11 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200917-OYT1I50064-T.jpg?type=thumbnail

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