トリケラトプスは機敏な動き苦手、鼻もきかず…化石内部の3D作成し推定

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福井県立大が研究に使ったトリケラトプスの頭骨化石=河部准教授提供
福井県立大が研究に使ったトリケラトプスの頭骨化石=河部准教授提供

 3本の角が特徴の白亜紀後期の植物食恐竜「トリケラトプス」は、機敏に動くことが苦手で、鼻もきかなかったとする研究成果を、福井県立大が18日に発表した。化石の内部をCTスキャンで調べて脳などの形を割り出し、知覚や運動機能を推定した。同日付でオンライン科学雑誌「PeerJ」に掲載された。

 米国で発掘され、福井県立恐竜博物館が所蔵する頭部の化石を調査。脳や神経、内耳などの3D(3次元)データを作成し、ほかの恐竜と比較した。

 その結果、バランス感覚をつかさどる三半規管の大きさや角度から、機敏に動けなかった可能性があることが判明。嗅覚に関わる「嗅球きゅうきゅう」という部位が小さく、嗅覚はあまり鋭くなかったとみられる。福井県立大の河部壮一郎准教授は「脳などの復元モデルから知覚や運動機能を推察する手法が確立すれば、ほかの恐竜の生態解明にもつながる」と話している。

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1487883 0 科学・IT 2020/09/18 21:12:00 2020/09/18 23:46:39 2020/09/18 23:46:39 研究に用いられたトリケラトプスの頭骨化石 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200918-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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