宇宙ごみ、人工衛星で回収…都内の企業が「除去ビジネス」へ実験

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 宇宙新興企業「アストロスケール」(東京都)は、宇宙空間を漂うロケットや人工衛星の残骸「スペースデブリ」(宇宙ごみ)の回収技術を検証する人工衛星を来年3月、中央アジア・カザフスタンの宇宙基地から打ち上げると発表した。

宇宙ごみ回収の実証衛星(左)と「模擬宇宙ごみ」(右)のイメージ図(アストロスケール提供)
宇宙ごみ回収の実証衛星(左)と「模擬宇宙ごみ」(右)のイメージ図(アストロスケール提供)

 宇宙ごみは、運用を終えた衛星やロケットの一部などで、10センチ・メートル以上のものだけでも2万個以上あると推定されている。運用中の人工衛星などに衝突すれば、故障につながる。このため、宇宙ごみを回収したり、増やさないようにしたりする技術開発が進んでいる。

 今回の衛星は、同社が開発した回収技術を実証する目的で打ち上げられる。衛星は、高度550キロ・メートルの軌道上で「模擬宇宙ごみ」をいったん分離。数週間後、カメラの映像などを基に再度接近し、最後は強力な磁石を使って回収する。その後、大気圏に突入させて衛星ごと燃やす。

 将来的には、顧客の衛星に磁石をあらかじめ取り付けてもらい、運用終了後に同社の衛星で回収するビジネスを展開したい考えだ。

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1638402 0 科学・IT 2020/11/19 13:50:00 2020/11/19 14:17:43 2020/11/19 14:17:43 宇宙空間で「捕獲機」(左)と「模擬宇宙ごみ」(右)が分かれるイメージ(アストロスケール提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201119-OYT1I50031-T.jpg?type=thumbnail

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