読売新聞オンライン

メニュー

小型フグ2種類の繁殖に世界初成功…大阪の博物館

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 大阪府吹田市千里万博公園の生き物の博物館「ニフレル」が、フグ2種類の繁殖に、飼育展示施設として世界で初めて成功し、同館で公開している。これらを含むフグ4種類について、日本動物園水族館協会の会員で初の繁殖成功と認定された。

生後約2か月のマミズフグ(2019年7月撮影)=ニフレル提供
生後約2か月のマミズフグ(2019年7月撮影)=ニフレル提供
生後約5か月のテトラオドン・ショウテデニィ(16年10月撮影)=ニフレル提供
生後約5か月のテトラオドン・ショウテデニィ(16年10月撮影)=ニフレル提供

 世界初となったのは、体長10センチ前後の小型のフグ2種類。マミズフグはインドなどの主に海に生息し、トラのような黒と黄の模様がある。昨年5月にホルモンを使う人工繁殖で約11万個の卵が生まれ、56匹が繁殖成功と認定される規定期間の半年以上、生息した。

 もう1種類のテトラオドン・ショウテデニィは、アフリカのコンゴ川流域にすみ、黒い水玉が特徴で、2016年に14匹の自然繁殖に成功した。現在、それぞれ5匹と12匹を展示する。

 日本初としては、ほかにメコン川流域の淡水フグ2種類も、16~17年に繁殖に成功し、その後、他の研究機関に譲渡した。

 フグは日本人にゆかりの深い魚だが、世界的には詳しい生態が不明な種が多く、同館は約10種類を飼育して研究も進める。これらの4種類は他に飼育する施設が少なく、種を保全する上で重要な成果という。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」の同館公式チャンネルで19日午後3時~3時45分、繁殖法や飼育法、フグの魅力などを紹介する。問い合わせはニフレルインフォメーション(0570・022060)。

無断転載・複製を禁じます
1698150 0 科学・IT 2020/12/13 21:28:00 2020/12/13 23:25:55 2020/12/13 23:25:55 生後約2か月のマミズフグ(2019年7月撮影) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201213-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)