自動運転バス、ハンドル急旋回しガードレール接触…BRT路線での実証実験停止
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茨城県日立市のバス高速輸送システム「ひたちBRT」の路線を活用して行われている中型バスの自動運転実証実験で、運行中のバスが14日、ガードレールに接触する事故を起こした。乗客はなく、運転手ら乗員にけがはなかった。国から実験を委託された産業技術総合研究所(つくば市)は、実験を停止した。
産総研などによると、バスは14日午前9時52分頃、日立市大みか町のバス専用道を自動運転で走行中、ハンドルが右に急旋回し、右前部が接触した。運転手がブレーキとハンドルを操作したが、間に合わなかった。
産総研は原因を調べ、安全対策を確認してから運行再開を判断する。実験は11月30日に始まり、来年3月5日までの予定だった。
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