異例の大雪、強い寒波に加えて一因となったのは…
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日本海側の山沿いなどで12月としては異例の大雪となったのは、強い寒波に加え、日本海の水温が高いことなども背景にある。
気象庁によると、11月中旬の温暖な気候の影響で、日本海では海面水温が平年より2度ほど高く、雪のもとになる水蒸気量が例年より多かったとみられる。今月16日頃には、朝鮮半島の山脈で分かれた季節風が日本海上でぶつかってできる「日本海寒帯気団収束帯」と呼ばれる区域で、雪雲が連続的に発生。帯状に連なった雪雲が、新潟県などの局所的な大雪の一因になったという。
北海道~北陸の日本海側では、来年1月中旬まで平年より降雪量が多いと同庁は予想している。
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