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「はやぶさ2」2回目の着地でも多数の石採取…太陽系初期の情報残す地中のものか

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 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は24日、探査機「はやぶさ2」のカプセルの中から、昨年7月に実施した小惑星リュウグウへの2回目の着地時に採取した石を確認したと発表した。リュウグウの地中にあった可能性があり、今後詳しく調べる。

探査機「はやぶさ2」が2回目の着地で採取した小惑星リュウグウの黒い石。大きいものは1センチ・メートルほどある(下の赤い線は5ミリ・メートル)=JAXA提供
探査機「はやぶさ2」が2回目の着地で採取した小惑星リュウグウの黒い石。大きいものは1センチ・メートルほどある(下の赤い線は5ミリ・メートル)=JAXA提供

 カプセルには、試料を収める小箱が入っている。小箱は、着地ごとに採取した試料を分けるため、三つの部屋に区切られている。

 JAXAが今月21日、2回目の着地時の試料を収めた部屋を開けたところ、黒い石が多数入っており、1センチ・メートル近い大きなものもあった。これまでに確認された1回目の着地時の石や砂粒は、大きいもので5ミリ・メートル程度で、今回の試料の方が明らかに大きいという。

 JAXAは2回目の着地に先立つ昨年4月、金属の塊をリュウグウに打ち込んで地中の物質を露出させた。今回の試料には、これらが混じっている可能性がある。

 地中の物質は、太陽光の熱や宇宙線などの影響を受けておらず、約46億年前の太陽系初期の情報を多く残していると考えられている。採取できていれば、世界初の快挙となる。

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1727145 0 科学・IT 2020/12/24 16:19:00 2020/12/24 21:53:28 2020/12/24 21:53:28 はやぶさ2が2回目の着地で採取した小惑星リュウグウの黒い石。試料を収めた小箱から回収容器に移され、光学顕微鏡で撮影された。金属製とみられる人工物(左上)も入っている。下の赤い線は5ミリ・メートルの大きさを表す=JAXA提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201224-OYT1I50062-T.jpg?type=thumbnail

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