読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

ベイルート爆発は「過去最大級」…宇宙空間まで振動達する

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 昨年8月にレバノンの首都ベイルートで起きた大規模爆発で、爆発に伴う空気の振動が高度300キロ・メートルの宇宙空間にまで達していたと、北海道大などの研究チームが発表した。上空の大気を観測した結果、原爆や核実験を除くと、人為的な爆発では過去最大級の規模とみられるといい、論文が英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

昨年8月にレバノンの首都ベイルートで起きた爆発の後に立ち上る煙(ロイター)
昨年8月にレバノンの首都ベイルートで起きた爆発の後に立ち上る煙(ロイター)

 ベイルートの港で発生した爆発では、200人以上の死者が出た。倉庫に放置された大量の硝酸アンモニウムへの引火が原因とみられている。

 北海道大の日置へき幸介教授(地球物理学)らは、地震や爆発に伴う空気の振動で、地球上空の電離層にある電子の密度が激しく変わる現象に着目。人工衛星から届く電波を利用し、ベイルート上空の電離層の乱れを調べた。

 その結果、爆発から約10分後、高度300キロ・メートルで電子の密度が大きく変化していたことがわかった。この高度には、わずかに大気があり、空気振動が届いたとみられる。日置教授によると、爆発の規模は、噴煙が上空9000メートルに達した2015年の口永良部くちのえらぶ島(鹿児島県)の噴火などに匹敵するという。

 石井守・情報通信研究機構宇宙環境研究室長(超高層大気物理学)の話「地表の人為的な爆発が宇宙にまで届くまれな現象をここまでクリアにとらえたのは意義深い」

無断転載・複製を禁じます
1828361 0 科学・IT 2021/02/08 20:15:00 2021/02/09 07:16:50 2021/02/09 07:16:50 Smoke rises after an explosion in Beirut, Lebanon August 4, 2020, in this picture taken from a social media video obtained by Reuters. THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY. NO RESALES. NO ARCHIVES.4日、レバノンの首都ベイルートで、爆発により立ち上る煙(ロイター) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210208-OYT1I50056-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)