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メキシコのクレーターから、隕石に含まれるイリジウム発見…恐竜絶滅の経緯解明なるか

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メキシコ沖の海底から掘り出したクレーター内部の土。約6600万年前の年代を示す茶色っぽい層の最上部に、高濃度のイリジウムが含まれていた(Onshore science party of IODP-ICDP Expedition 364提供)
メキシコ沖の海底から掘り出したクレーター内部の土。約6600万年前の年代を示す茶色っぽい層の最上部に、高濃度のイリジウムが含まれていた(Onshore science party of IODP-ICDP Expedition 364提供)

 約6600万年前にメキシコ沖にできた巨大クレーターから、隕石いんせきに含まれる金属のイリジウムを発見したと、東京工業大などの国際チームが発表した。恐竜の絶滅につながったとされる巨大隕石衝突の決め手になるといい、論文が25日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に掲載された。

 イリジウムは地球の表層部にほとんどない金属だが、巨大クレーターができた時期の地層からは、世界350か所以上で見つかっている。イリジウムを含む隕石が地球にぶつかった際、世界に飛び散ったと考えられてきたが、衝突でできたクレーター内部からは未発見だった。

 国際チームは、メキシコ・ユカタン半島沖の海底にある直径約200キロ・メートルの巨大クレーターを深さ約1・3キロ・メートルまで掘削し、複数の年代の地層を含む土を採取した。石川晃・東工大准教授(地球化学)らが分析し、約6600万年前の地層から、高濃度のイリジウムを含む層を見つけたという。

 これまで、クレーター内部では、隕石の衝突後に起きた津波や地震で堆積たいせき物が流され、隕石の成分自体は残っていないとみられていた。

 尾上哲治・九州大教授(地質学)の話「採取された試料は、世界各地の地層を調べるための基準となる。恐竜が絶滅した経緯の詳しい解明や、その後、生態系が復活した時期の研究が進展するかもしれない」

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1868149 0 科学・IT 2021/02/25 19:26:00 2021/02/26 18:13:28 2021/02/26 18:13:28 メキシコ・ユカタン半島沖から掘り出したクレーター内部の試料。茶色っぽい層の最上部に高濃度のイリジウムが含まれていた(国際チーム提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210225-OYT1I50056-T.jpg?type=thumbnail

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