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メスメダカ、メスに求愛…遺伝子変異でオス拒絶

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 脳で女性ホルモンが働かなくなったメダカのメスは、他のメスに求愛するように性的指向が変化すると、東京大の大久保範聡かたあき准教授(魚類生理学)らの研究チームが発表した。魚の性別変更のしくみの解明につながる成果で、論文が27日、米科学誌「カレント・バイオロジー」に掲載される。

東大などの研究チーム

脳で女性ホルモンが働かなくなったメスメダカ(上)は、求愛してくるオス(下)から逃げる。(研究チームの西池雄志さん提供)
脳で女性ホルモンが働かなくなったメスメダカ(上)は、求愛してくるオス(下)から逃げる。(研究チームの西池雄志さん提供)

 チームは、メダカの脳で女性ホルモンが働くために必要なたんぱく質に着目した。このたんぱく質の遺伝子が変異したメスは、外見や卵巣はメスのままだったが、脳で女性ホルモンが働かなくなった。

 変異を持つメスは他のメスに求愛行動を取り、オスの求愛行動を受け入れなかった。卵巣からわずかに分泌される男性ホルモンによって、性的指向がオス化したためとみられるという。

 魚類の中には、一生の間に性別を変える種がいる。九州大の諸橋憲一郎教授(分子生物学)は「メダカの脳は人の脳とは異なり、もともと雌雄の脳には差がないのかもしれない。今後、女性ホルモンによってどのようにメスの性行動が誘導されるのかなど、詳細なメカニズムの理解につながることを期待したい」と話している。

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1871836 0 科学・IT 2021/02/27 01:46:00 2021/02/27 01:46:00 2021/02/27 01:46:00 脳で女性ホルモンが働かなくなったメスメダカ(上)は、求愛してくるオス(下)から逃げる。(研究チームの西池雄志さん提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210227-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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