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宮城県沖の地震、東日本大震災と同じ「逆断層」型…気象庁「今後1週間は震度5強の揺れに注意」

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 宮城県沖を震源に20日発生したマグニチュード(M)6・9の地震について、気象庁は陸側の岩板(プレート)と、その下に沈み込んだ海側のプレートとの境界で起きた「逆断層」型と発表した。東日本大震災(M9・0)と同じタイプで、2月13日に福島県沖で発生した地震(M7・3)とはメカニズムが異なる。

 今回の地震が大きな津波を伴わなかったのは、エネルギーが東日本大震災の約1400分の1で、2月の地震と比べても約4分の1と小さかったためだ。震源が59キロ・メートルと比較的深く、海底が大きく変形しなかったことも幸いだった。

 ただし、2月の地震時には出なかった津波注意報が宮城県に発表された。震源の深さは福島県沖で起きた2月の地震も同程度だったが、東北大の今村文彦教授(津波工学)は「宮城県沿岸部は複雑に入り組んだリアス式海岸が続くため、同じような規模の地震でも、湾奥部などで高い津波が観測されやすい。地震の発生が満潮に近づく時間帯で注意が必要だった」と指摘する。

 一方、最大震度5強となった揺れについて、東北大の遠田晋次教授(地震学)は「震源が陸域に近かったため、揺れが強くなった」と説明。その上で「2月の地震で周辺にひずみが伝わった可能性がある。震災で大きくずれ動いたエリアの周辺では活発な地震活動が続いており、引き続き警戒してほしい」と訴える。

 東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「東京ではガタガタとした揺れが長く続いたようだ。このような揺れでは、瓦が落ちるなどの被害が出ることがある。各地で被害の有無を確認する必要がある」と注意を呼びかける。

 東日本大震災の震源域周辺では様々なタイプの地震が発生している。記者会見した気象庁の鎌谷紀子・地震情報企画官は「今後1週間程度は、最大震度5強程度の揺れを起こす地震に注意してほしい。揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっている。雨の状況にも注意してほしい」と呼びかけた。

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1925664 0 科学・IT 2021/03/21 00:35:00 2021/03/21 08:34:23 2021/03/21 08:34:23

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