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NASA研究開発、感染拡大で計画に遅れ…追加予算30億ドル必要に

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 【ワシントン=船越翔】新型コロナウイルスの影響で、米航空宇宙局(NASA)が進める約60種類の研究開発などの計画に遅れが生じ、将来的に計約30億ドル(約3300億円)の追加予算が必要になったことが、NASAの内部調査でわかった。新型コロナによる長期的な科学研究への打撃が浮き彫りになった。

NASAが開発中の次世代望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」のイメージ。宇宙を広範囲に観測して未知のエネルギーである「ダークエネルギー」の解明などを目指す(NASA提供)
NASAが開発中の次世代望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」のイメージ。宇宙を広範囲に観測して未知のエネルギーである「ダークエネルギー」の解明などを目指す(NASA提供)

 NASAの報告書によると、NASAは昨年3月から大部分の施設を閉鎖。翌4月には約9割の職員が自宅勤務となった。

 多くの計画も一時中断となり、このうち開発中の次世代望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」は、2025年末に予定していた打ち上げ時期を半年後に延期。NASAは計画変更に伴い、追加で約4億ドル(約440億円)の支出が必要と試算した。

 米国主導の有人月探査「アルテミス計画」にも影響が出ている。大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」と宇宙船「オリオン」の開発の遅れを取り戻すため、それぞれ約3億5500万ドル(約390億円)、約1億4100万ドル(約155億円)かかるとした。

 感染拡大が長引けば、計画がさらに遅れる可能性もあるが、米メディアは「NASAがこれらの予算をどう確保するかは不明だ」と指摘している。

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1964772 0 科学・IT 2021/04/06 13:18:00 2021/04/06 13:18:00 2021/04/06 13:18:00 NASAが開発中の次世代宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン望遠鏡」。新型コロナの影響で開発が遅れ、約4億ドルの追加支出が必要となった(NASA提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210406-OYT1I50029-T.jpg?type=thumbnail

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