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中国宇宙船ドッキング…3飛行士 ステーションに3か月

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 【瀋陽=川瀬大介】宇宙飛行士3人を乗せた中国の宇宙船「神舟12号」が17日、大型ロケット「長征2号F」で打ち上げられ、地球の周回軌道で建設中の宇宙ステーションの中核施設「天和」とのドッキングに成功した。中国の有人宇宙活動は2016年以来、約5年ぶり。7月に共産党創設100年を控える 習近平シージンピン 政権は宇宙開発の進展を国威発揚につなげようとしている。

 神舟は17日午前、中国西部の酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、午後に高度約390キロ・メートルを周回する天和とドッキングした。

 宇宙飛行士は空軍パイロット出身の45~56歳の男性で、17日夕に天和の内部に入り、今後、ステーションの建設作業にあたる。約3か月間にわたって滞在し、宇宙空間での長期滞在に関する技術も検証する。中国の宇宙飛行士の宇宙空間での最長滞在日数は「天宮2号」での30日だった。

 中国は1992年、ステーションの建設を最終目標とする有人宇宙飛行計画をスタートさせ、2003年に初めて有人宇宙飛行に成功した。今後は22年末までのステーション完成に向け有人宇宙船や物資補給船の打ち上げを重ねる計画だ。

 習政権は「宇宙強国」のスローガンを掲げ、宇宙開発分野で米露を急追している。この日の宇宙船打ち上げの一部始終は、中国中央テレビが生中継で伝えた。

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2134262 1 科学・IT 2021/06/18 05:00:00 2021/06/18 05:00:00 2021/06/18 05:00:00

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