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キジなど5種、日本「固有種」に…来秋「鳥類目録」記載へ

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 国鳥のキジや絶滅危惧種に指定されているオガサワラカワラヒワなど5種の鳥が、日本で独自に進化した「固有種」に追加される見通しとなった。日本の鳥類の生息状況などをまとめた「日本鳥類目録」に来年秋、記載される予定だ。固有種の追加は1981年のヤンバルクイナ以来41年ぶりで、計15種となる。

 目録の編集責任者で国立科学博物館の 西海にしうみ 功・研究主幹(鳥類系統地理学)によると、追加されるのは、ほかにリュウキュウサンショウクイ、ホントウアカヒゲ、オリイヤマガラ。

日本の「固有種」に追加される見通しの国鳥キジ(西海功・国立科学博物館研究主幹提供)
日本の「固有種」に追加される見通しの国鳥キジ(西海功・国立科学博物館研究主幹提供)

 キジはこれまで、ユーラシア大陸に生息するコウライキジの亜種とされてきた。2014年に同博物館などの研究で、細胞小器官ミトコンドリアに含まれるDNAが3~4%異なっていることがわかったという。一般的に2%違えば別の独立した種と分類される。

オガサワラカワラヒワ(川上和人・森林総合研究所チーム長提供)
オガサワラカワラヒワ(川上和人・森林総合研究所チーム長提供)

 また、小笠原諸島に生息するオガサワラカワラヒワは、本州などにいるカワラヒワとミトコンドリアDNAが3・4%違うことが、山階鳥類研究所などの研究で昨年、明らかになった。

 目録を発行する日本鳥学会が今年2月、5種を固有種とすることについて専門家らから意見を募ったところ、異論はなかったという。今後、和名や学名、生息地域について情報や意見を集めたうえで、22年9月発行の第8版で追加する。

 西海さんは「固有種は絶滅すれば地球上で途絶え、代替がない。絶滅が危惧されるオガサワラカワラヒワは、これまで以上に保全に力を入れる必要がある」と話す。

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2152267 0 科学・IT 2021/06/24 15:00:00 2021/06/24 18:33:54 2021/06/24 18:33:54 新たに追加される見通しの国鳥「キジ」(2021年4月撮影。西海さん提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210624-OYT1I50065-T.jpg?type=thumbnail

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