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7200万年前の恐竜の歯、国内4か所目の発見…「絶滅前まで広く生息」示す

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 福井県立恐竜博物館と熊本県の天草市立御所浦白亜紀資料館は29日、天草市の白亜紀最末期(約7200万年前)の地層から、草食恐竜「ハドロサウルス上科」(鳥脚類)の歯の一部の化石2点が見つかったと発表した。同時期で正確な年代のわかる地層はアジアでも少なく、国内で化石が見つかったのは4か所目。恐竜は約6600万年前に大量絶滅したとされ、恐竜博物館は「今後研究が進めば、絶滅前のアジアの東端で、何が起きたかがわかる可能性もある」としている。

北海道むかわ町で化石が見つかったハドロサウルス科の恐竜の想像画(山本匠氏提供)。今回見つかった化石の恐竜より進化的で、同時期に生息していた
北海道むかわ町で化石が見つかったハドロサウルス科の恐竜の想像画(山本匠氏提供)。今回見つかった化石の恐竜より進化的で、同時期に生息していた

 化石は上顎の歯(縦16ミリ、横13ミリ)と下顎の歯(縦9ミリ、横9ミリ)。両館の共同調査で、3月に発掘した。歯の表面の 稜線りょうせん や多数の歯が密集する構造などから、ハドロサウルス上科の中でも進化したグループとみられ、上顎の歯には植物をかんですり減った跡も確認された。現場からは、ほかにも恐竜のものとみられる歯や骨の化石が複数見つかった。

発見された「ハドロサウルス上科」の下顎の歯(左)と上顎の歯の化石=熊本県・天草市立御所浦白亜紀資料館、福井県立恐竜博物館提供
発見された「ハドロサウルス上科」の下顎の歯(左)と上顎の歯の化石=熊本県・天草市立御所浦白亜紀資料館、福井県立恐竜博物館提供

 国内で同時期の化石は、北海道むかわ町、兵庫県洲本市、鹿児島県薩摩川内市の3か所で見つかっている。むかわ町、洲本市の恐竜は、今回見つかったハドロサウルス上科よりも進化的な「ハドロサウルス科」の新種で、ほぼ全身骨格の化石が見つかったむかわ町の恐竜の全長は、約8メートルと推定されている。

 恐竜博物館は「絶滅前まで国内でも恐竜が広く生息していたことを示し、非常に重要だ」としている。

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