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世界的ロックダウンで窒素酸化物の排出15%減少…名古屋大が研究結果

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 新型コロナウイルス感染拡大で世界各国が実施したロックダウン(都市封鎖)により、工場や自動車などから排出される窒素酸化物(NOx)が地球全体で少なくとも15%減少したという研究結果を、海洋研究開発機構と名古屋大などの研究グループがまとめた。温室効果のある地上近くのオゾンも急激に減少したとしている。

 研究グループは、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星が2020年1~7月末に観測した大気の窒素酸化物の濃度を、排出国別に算定し、19年まで10年間の排出量の平年値などと比較した。その結果、中国の一部都市の排出量が20年2月に50%減少していたほか、米国やイタリア、フランスなどでも20年春頃に25%減少していた。

 また、窒素酸化物が減ったことで、温室効果のある地上から高さ約10キロまでの対流圏のオゾンも2%減少していた。温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」は、産業革命前からの世界の平均気温の上昇幅を2度未満に抑えることを目標としている。今回の減少スピードは、そのための政策を各国が続けた場合の15倍のペースに匹敵するという。

 名古屋大の須藤健悟教授は「温暖化対策といえば二酸化炭素(CO2)削減が一般的だったが、汚染物質の排出を減らすことも実効的であることが確認できた」と話している。

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2253469 0 科学・IT 2021/08/01 22:48:00 2021/08/01 22:48:00 2021/08/01 22:48:00

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