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ドーナツのような口に熊手のような触手、愛称は「泳ぐ頭」…カナダで新種の化石発見

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 約5億年前の古生代カンブリア紀の地層で、当時としては最大級となる原始的な節足動物の新種化石を発掘したと、カナダ王立オンタリオ博物館などのチームが発表した。頭部は大きな殻で覆われ、腹部のヒレで海底付近を泳いでいたとみられ、「泳ぐ頭」との愛称もつけられた。

カンブリア紀の新種「タイタノコリス」の化石(カナダ王立オンタリオ博物館提供)
カンブリア紀の新種「タイタノコリス」の化石(カナダ王立オンタリオ博物館提供)

 化石は、カナダ・ロッキー山脈の「バージェス 頁岩けつがん 」で発見された。全長約50センチに達し、ドーナツのような口と、先端が熊手の形をした触手を持っていた。チームは「巨大なかぶと」という意味の「タイタノコリス」と命名した。論文が英国王立協会の科学誌に掲載された。

カンブリア紀の新種「タイタノコリス」の想像図(作画はLars Fields氏、カナダ王立オンタリオ博物館提供)
カンブリア紀の新種「タイタノコリス」の想像図(作画はLars Fields氏、カナダ王立オンタリオ博物館提供)

 カンブリア紀は、生物が一気に多様化し、「カンブリア爆発」とも呼ばれる。タイタノコリスは、カンブリア紀の代表的生物の一種である「アノマロカリス」の仲間と考えられている。

  高田短期大学の大野照文特任教授(古生物学)の話 「独特な進化は海底での生存競争でもたらされた可能性がある。カンブリア爆発の実態に迫る手がかりになるだろう」

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2363127 0 科学・IT 2021/09/13 19:39:00 2021/09/13 19:39:00 2021/09/13 19:39:00 原始的な節足動物「アノマロカリス類」の新種「タイタノコリス」の化石(王立オンタリオ博物館提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210913-OYT1I50086-T.jpg?type=thumbnail

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