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太陽の自転を「富岳」で再現、11年周期で増減する「黒点」の謎解明へ

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 太陽の自転の様子をスーパーコンピューター「 富岳ふがく 」で再現することに成功したと、千葉大と名古屋大の研究チームが発表した。水素などのガスでできている太陽は赤道付近が北極・南極より速く自転しているが、コンピューターで再現できず、「難問」とされてきた。論文が14日、英科学誌「ネイチャー・アストロノミー」に掲載される。

太陽内部の磁場の強さを再現したスパコン「富岳」の解析画像(千葉大提供)
太陽内部の磁場の強さを再現したスパコン「富岳」の解析画像(千葉大提供)

 チームは、世界トップの計算速度を誇る「富岳」を活用し、太陽内部の54億の地点で自転速度や温度などのデータを入力し、ガスの動きを解析した。その結果、緯度によって自転速度が異なる「差動回転」を再現できたという。

 差動回転はこれまで、太陽内部で熱が対流するエネルギーで起きると考えられてきた。しかし、チームは、対流エネルギーよりも大きい磁場のエネルギーが赤道方向に伝わり、自転を速めていることを突き止めた。

 太陽表面では約11年周期で「黒点」が増減するが、なぜ周期があるのかは大きな謎となっている。黒点付近では「フレア」という大爆発が発生し、地球でも通信障害などを起こす。チームの堀田英之・千葉大准教授は「今回の研究は、11年周期の謎の解明に向けたヒントになる」と話す。

  関井隆・国立天文台准教授の話 「フレアの発生予測など、宇宙天気予報の高度化につながる可能性がある」

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2363844 0 科学・IT 2021/09/14 01:00:00 2021/09/14 01:00:00 2021/09/14 01:00:00 太陽内部の磁場の強さを再現したスパコン「富岳」の解析画像(千葉大提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210913-OYT1I50116-T.jpg?type=thumbnail

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