好奇心が私の原動力だ・日本教育の改善点を探りたい…真鍋さん一問一答

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【プリンストン(米ニュージャージー州)=船越翔】今年のノーベル物理学賞受賞が決まった真鍋 淑郎しゅくろう ・米プリンストン大上席研究員(90)は、5日の記者会見で、気候変動研究に対する思いなどを語った。主な質疑は次の通り。

 ――なぜ受賞者に選ばれたと思うか。

米プリンストン大で記者会見する真鍋淑郎さん(AP)
米プリンストン大で記者会見する真鍋淑郎さん(AP)

 「選考は本当に厳格で、受賞者のリストを見ると、社会に対して優れた貢献をした人たちばかりだ。今回の受賞は大変な驚きではあったが、私の研究が社会に貢献したと認められたように感じている」

 ――研究を始めた当初は、気候変動が深刻な問題になると考えていたか。

 「こんなに大きな結果をもたらすとは思っていなかった。好奇心で研究を進めてきただけだ。大気に何が起きているかを理解するのは難しいが、(コンピューターの)数値実験を繰り返した。気候変動を研究するのは楽しいし、好奇心を持つことが私の原動力だ」

 ――研究力の低迷が指摘される日本の大学や研究機関をどう改善すべきか。

 「以前に比べて好奇心を原動力とした研究が少なくなっているように思う。日本の教育をどう改善するかを探っていきたい。科学者と政策決定者がどうコミュニケーションをとるかについてもっと考えるべきだ」

 ――今、面白いと思っている科学の問題は。

 「気候変動が生物の進化にどう影響を与え、その生物がまたどう気候変動に影響を及ぼすかの相互作用はとても魅力的で、勉強を始めている」

スクラップは会員限定です

使い方
「科学・IT」の最新記事一覧
2421883 0 科学・IT 2021/10/06 11:23:00 2021/10/06 11:37:52 2021/10/06 11:37:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211006-OYT1I50048-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)