福島第一のデブリ取り出すロボットアーム…年内の開始目指す

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 国際廃炉研究開発機構と三菱重工業は18日、東京電力福島第一原子力発電所2号機で溶け落ちた核燃料(核燃料デブリ)を取り出すためのロボットアームを神戸市で報道陣に公開した。今年中に事故後初めてとなるデブリの取り出しを試みる。

報道陣に公開された核燃料デブリ取り出し用のロボットアームの先端(手前左)(18日、神戸市の三菱重工業神戸造船所で)=山波愛撮影
報道陣に公開された核燃料デブリ取り出し用のロボットアームの先端(手前左)(18日、神戸市の三菱重工業神戸造船所で)=山波愛撮影

 アームは長さ約22メートル、重さ約4・6トン。先端にカメラや工具などを取り付け、折り畳んだ状態から徐々に伸びていく。同機構と三菱重工、英原子力関連企業が共同開発した。昨年7月に英国から三菱重工神戸造船所に届き、性能確認や操作訓練を進めていた。

 本来はもっと早く日本に届いて、昨年中にデブリ取り出しを開始する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で英国での作業が遅れた。

 今後、アームを福島県楢葉町に運び、原子炉格納容器の実物大模型を使って試験や訓練を続ける。計画では、2号機の原子炉格納容器の壁にある直径約60センチの貫通口にアームを通し、容器の底部付近からデブリを約1グラムずつ取り出す。

 三菱重工新型炉・原燃サイクル技術部の細江文弘次長は「難易度の高いプロジェクトだが、一歩一歩確実に進めたい」と話した。

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2683731 0 科学・IT 2022/01/18 20:26:00 2022/01/18 20:53:22 2022/01/18 20:53:22 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220118-OYT1I50103-T.jpg?type=thumbnail

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