オミクロン別系統、国内でじわり…「感染力さらに高い」分析も

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 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの流行で「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから、30日で2年となった。国内外で変異株「オミクロン株」が猛威を振るう中、オミクロン株の一種で別系統の「BA.2」が広がり始め、WHOが監視を強めるよう呼びかけている。

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 BA.2は昨年11月頃にアフリカで見つかり、欧州やアジアに広がった。デンマークではオミクロン株の主流「BA.1」より優勢になり、英イングランドでは24日時点でBA.2が1072件確認された。

 日本ではBA.1が大半だが、厚生労働省の集計によると、26日までに検疫で計313人からBA.2が検出された。インドやフィリピンからの入国者に多いという。神戸市で10~16日に感染が確認された2人から検出されるなど、国内でも報告が出始めている。

 BA.1はウイルス表面の突起に約30か所の変異があり、BA.2と感染力やワクチンの有効性などに関わる変異の多くが一致している。ただ、BA.2には、BA.1にある10か所の変異がなく、6か所の変異が加わっている。

 京都大の分析では、1人の感染者が周囲の何人にうつすかを示す「実効再生産数」がBA.1より18%高いことがわかった。英国でも、感染力がわずかに強いと分析されている。

 国立感染症研究所は、BA.1との入院率の違いは「明確になっていない」としている。東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)は「BA.2は変異箇所が多く、拡大の影響が予測しにくい」と指摘する。

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