全長7・4m、二足歩行の肉食恐竜か…石川・白山市で足跡の化石

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 石川県白山市の尾口地区で2019年に肉食恐竜の足跡とみられる化石が見つかり、同市が5日、詳細な調査結果を発表した。足跡は長さ41・2センチ、幅33・5センチで、3本の指跡があり、二足歩行の獣脚類の恐竜のものとみられる。同地区では2000年9月以降、別の肉食恐竜の足跡とみられる化石が4点発見されているが、今回のものは、県内で発見された獣脚類の足跡化石の中では最大という。

見つかった恐竜の足跡化石(白山市提供)
見つかった恐竜の足跡化石(白山市提供)

 発表によると、発見者は恐竜の足跡化石の専門家で、福井県立恐竜博物館主事の築地祐太さん(30)。19年10月、専門家らの化石調査団に同行し、 尾添おぞ 川の 目附谷めっこだに 上流域で発見した。

 この場所は、動植物の化石が多く出る約1億3000万年前の地層が露出した「桑島化石壁」(国天然記念物)と同じ年代の地層で、約400メートル離れた場所では00年にも恐竜の足跡の化石が見つかっている。築地さんは「調査初日は見落としていた。足元を見たら3本の指の形を見つけたので、アレッと思った」と振り返る。

 足跡の大きさから、恐竜は全長7・4メートル、腰の高さが1・46~2・01メートルと推定。アロサウルスなどで知られる獣脚類のエウブロンテス科に属するとみられる。県立白山ろく民俗資料館の前館長、山口一男さん(72)は「目附谷は化石の露頭が数多くあり、今後も新たな発見に期待が持てる」としている。

アロサウルスのイメージ画。見つかった足跡化石も、同じ獣脚類のエウブロンテス科に属する恐竜のものとみられている(福井県立恐竜博物館提供)
アロサウルスのイメージ画。見つかった足跡化石も、同じ獣脚類のエウブロンテス科に属する恐竜のものとみられている(福井県立恐竜博物館提供)

 同市は23日~5月22日、同市桑島の「白山恐竜パーク白峰」で特別展を開き、新発見の足跡化石の実物大パネルなどを展示する。

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