「2階建て高気圧」が猛暑の原因、弱まった後には「大雨になりかねない」

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 関東以西の広い範囲で猛暑が続いているのは、日本列島上空で、「太平洋高気圧」の上に、中国大陸から張り出した「チベット高気圧」が重なる「2階建て」状態が断続的に発生していることが原因だ。例年7~8月の猛暑時に見られる現象で、気象庁はこの猛暑が週末頃まで続くとみている。

 気象庁によると、28日頃から大気上層(上空約1万メートル)に広がるチベット高気圧が勢力を強め、列島付近で大気下層(同約5800メートル)の太平洋高気圧の上に重なる状態が断続的に発生した。高気圧が重なると上空の空気が吹き下ろして圧縮する力が強まり、広い範囲で高温になるという。

 東京大の中村 ひさし 教授(気候力学)は「高気圧の重なりは偏西風の蛇行の強さの表れだ。蛇行は週末にいったん弱まりそうだが、代わりに梅雨前線が南下して大雨になりかねない」と指摘。来週以降は大雨への警戒も必要だと呼びかけている。

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3125817 0 科学・IT 2022/06/30 05:00:00 2022/06/30 07:35:47 2022/06/30 07:35:47 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220630-OYT1I50033-T.jpg?type=thumbnail

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