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漁船「第五福竜丸」が
別府湾からはこれまで、農薬やマイクロプラスチックといった現代社会の産物も確認されている。

チームの横山
国際地質科学連合は、人類が地球に甚大な影響を与えている地質学上の時代を「人新世」に位置づけるための議論を始めている。別府湾は、メキシコ湾、カナダの湖、南極などとともに人新世の基準地の候補になっている。正式な基準地は、来年以降に決まる見通しだ。
論文が1日付の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
坂口綾・筑波大准教授(環境放射化学)の話 「別府湾の堆積物からごく微量のプルトニウムを『人類の核活動』の指標として復元するとともに、別府湾が地球環境の優れた『歴史書』であることを世界に知らしめる重要な成果だ」