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7月22日 気流

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◇教員免許更新 廃止は残念…中学教員 高江 啓祐 34(岐阜市)

 政府が、小中高校などの教員免許を10年ごとに更新する「教員免許更新制」を廃止する方針を固めたという。私も3年前、免許更新に伴って所定の講習を受けた経験がある。有意義な内容だと感じただけに、廃止は残念だ。

 講習では、小中高といった校種や世代の異なる先生方と交流し、意見交換することができた。コロナ禍ではこうした触れ合いは難しいかもしれない。受講料の負担も課題だが、全教員対象の講習には一定の意義がある。何らかの形で残すことを検討してもらいたい。

◇多忙な学校現場 講習重荷…無職 赤芝 義久 63(長野県塩尻市)

 「教員免許更新制」の廃止に賛成だ。

 子どもへのわいせつ行為など、教員による不祥事が絶えない中、資質を確保するために講習を行う必要性は否定しない。

 だが、英語・道徳教育の強化や新型コロナウイルスへの対応で学校現場は多忙を極めている。仕事と講習の両立は難しいのが現状だ。

 私も、現役の中学教諭だった頃に受講した経験がある。30時間の講習に加えて試験もあり、当時は重荷に感じていた。

◇研修 教委の人員必要…高校教諭 三神 智子 55(東京都葛飾区)

 政府は、「教員免許更新制」を廃止する方針だという。私は制度が始まった2009年度に更新した。日程を考え、講習先を探すのに苦労したが、専門分野の最新研究を学べて、刺激を受けた記憶がある。

 だが、10年後の2回目の更新の際に受けた講習は新鮮味が欠けていた。講師陣も決められたカリキュラムを淡々とこなしているような雰囲気だった。受講する教員間の年齢差も大きく、この状況が続くなら、あまり実践的ではないと感じていた。

 文部科学省は今後、頻繁に実施できる各教育委員会の研修を充実させるという。だが、学校現場と同様に教委も多忙なはずだ。充実した研修内容を企画し、それを実施するだけの人員を確保できなければ、意味がないのではないか。

◇球児の不戦敗回避 歓迎…高校教諭 的場 美穂 35(大阪市)

 夏の高校野球鳥取大会で、新型コロナウイルスの感染者が校内で確認され、出場を辞退した米子松蔭高の不戦敗が取り消され、試合ができたのは、本当によかったと思います。

 今回のように部員と直接関係のない学校関係者の感染確認で、試合を棄権し、やり場のない悔しさに涙した生徒たちは他にもいると思います。強豪校でなくても、試合にかける強い思いは同じです。

 感染を拡大させないための丁寧な検査や確認は大切ですが、生徒の思いに寄り添い、可能な限り柔軟に対応されることを願います。

◇感動持ち帰る…無職 福岡  健 70(大阪府藤井寺市)

 東京五輪・パラリンピックでボランティアをしている。開催決定後すぐに応募し、運良く採用された。

 期間中は、都内で一人住まいをする娘の所に、2か月間泊めてもらう予定だった。研修や現地実習もこなし本番が待ち遠しかった。

 だが、6月に娘が転勤で引っ越した。辞退も考えたが、こんなチャンスは二度とないと、思い切って短期賃貸マンションを契約。想定外の出費となった。

 活動は、各国の大会役員を選手村から競技会場まで車で送迎する。英語がしゃべれないので、翻訳アプリの入ったスマートフォンが頼りだ。快く送り出してくれた家内に、感動が詰まった土産話を持ち帰りたい。

◇日台友好を願う…無職 小川 博子 87(山口県光市)

 台湾と日本との絆について書かれた投書(6月18日)を読み、約30年前の台湾旅行を思い出した。

 旅行中にガイドをしてくれたのが、親日家の男性だった。日本が台湾を統治していた頃、親切な日本人との思い出があると話し、「これからも、ますます日本の人たちと仲良くなることが、僕の願いです」と言ってくれた。ガイドもとても丁寧で、私たちが帰国する際に空港まで見送りに来てくれた時には、感激で涙がこぼれた。

 あれから長い年月が過ぎたが、健在でおられるだろうかと、今も時折懐かしんでいる。台湾と日本の友好関係が、さらに発展するようにと切に願う。

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2225477 1 気流 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00

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