読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

大岡昇平、言葉詰まらせ「レイテの戦い」語る…兵隊仲間への思いあふれ出す

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「昭和史の天皇」音声アーカイブズ、追加公開

作家の大岡昇平(1976年7月9日)
作家の大岡昇平(1976年7月9日)

 『野火』や『レイテ戦記』など戦争を描いた作品で知られる作家の大岡昇平(1909~88年)が、自身の体験した戦争について語った音声が7日から、読売新聞オンラインで公開される。読売新聞で1967年から75年まで連載された「昭和史の天皇」の取材を大岡が受けた際のもので、活字からはうかがい知ることができない、大岡の生の感情に触れられるものだ。(文化部 前田啓介)

 大岡は戦争末期の44年に召集され、フィリピン・ミンドロ島に送られた。45年1月に米軍の捕虜となり、同年12月に復員。食糧不足やマラリアで苦しんだ実体験をもとにした数多くの戦争文学を残す一方、亡くなった戦友への追慕や鎮魂の情をつづった『ミンドロ島ふたたび』なども刊行している。

 レイテ島の戦いを取り上げた記事(70年5月8日掲載)のために行われたインタビューでも、大岡の戦友への感情があふれ出す場面が記録されていた。『レイテ戦記』について、記者が尋ねた時のことだった。

 〈われわれ兵隊仲間としては、弔いについてもですね、お墓行って、花束をささげる、涙を流すということより、なんかその、私の考えでは、戦場のことを書いて、その状況を再現するということになるのかな〉。そう話しながら、大岡は思いを抑えられなくなったのだろう。言葉に詰まり、声は震えていた。

残り:813文字/全文:1504文字
読者会員限定記事です
新規登録ですぐ読む(読売新聞ご購読の方)

1

2

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2575261 0 昭和史の天皇 2021/12/07 05:00:00 2021/12/06 19:30:45 大岡昇平 作家。(1976年7月9日)19日夕刊掲載 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211206-OYT8I50048-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)