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おかえり「キハ52」 糸魚川駅で展示  <新潟>

 高度成長期に製造され、2010年3月までJR大糸線で運行していたディーゼル車「キハ52」が、北陸新幹線糸魚川駅で展示されている。

糸魚川駅で展示されているディーゼル車

 糸魚川市によると、キハ52は、国鉄時代の1960年代に製造され、92年に大糸線に3両が導入された。通勤通学列車として地域住民に親しまれたが、老朽化のため引退した。

 車両はJR西日本の金沢総合車両所に保管されていたが、レトロなデザインで鉄道ファンに根強い人気があることから、糸魚川駅の待合室に常設展示し、内部も公開することになった。イベント時には牽引(けんいん)車で南口広場に引き出せるよう展示用のレールも設けた。同市は「全国でも珍しい車両展示のある新幹線駅として、観光資源にしていきたい」としている。

 2014年11月の搬入作業では、約40トンの車両が、車体と車台に分解されて運び込まれた。車体を傷つけないよう特別なつり下げ器具を使い、大型クレーン2台で車体を持ち上げ、展示用レールに置かれた車台の上に慎重に下ろした。

 作業を見守った近くの主婦は「思い出深い列車が戻ってきてくれてうれしい。新幹線に乗って多くの人に見に来てほしい」と話していた。

糸魚川駅のシンボルだったレンガ車庫に並ぶディーゼル車(2010年撮影)

(2014/11/29 新潟県版の記事より)

今回取り上げた新幹線写真の一部は、「よみうり報知写真館」で購入できます
[協力] JR東日本・JR西日本(運転席動画提供)
[編集] 東京本社・長野支局、新潟支局 北陸支社・富山支局、金沢支局 メディア局企画開発部
[デザイン] 東京本社メディア局企画開発部デザインチーム 株式会社ロフト  [イラストレーション] 荒木田美咲  [動画] 蓑輪潤、和多史朗
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